その他の行事

日本行動科学学会2012年度年次大会について

2012年度年次大会委員長
東邦大学医学部 高瀬 堅吉

(1)年次大会の開催について
 本年度は、日本心理学会第76回大会(9/11~13、専修大学)の前日(9/10)に年次大会を開催することになりました。
 日程及び発表者などは以下の通りです。

日程:9月10日(月)13:00~18:00
場所:東邦大学医学部二号館 第1講義室
参加費:会員1,000円、非会員1,500円

年次大会テーマ:日本における行動科学の『これまで』と『これから』
企画者:高瀬 堅吉
司会者:高瀬 堅吉、柳井 修一(東京都健康長寿医療センター)

【年次大会概要】
 日本行動科学学会では、ヒトと動物を対象とした心理学の基礎と応用の研究者が、それぞれの知見と技術をもちより、心理学に関する諸問題に取り組んできた。1960年の創立以来、いわゆる問題行動の制御や介入およびアセスメントと、その背景にあると考えられる行動原理や学習理論の研究を活動の中心に据えてきた。しかし、行動科学の応用可能性はこれに留まらず、学問の多様化が進む現代社会においてより一層の学際性が求められている。また、2016年の国際心理学会議開催を前に、心理学をコアとした日本の行動科学は、より一層の国際性を求められている。そこで年次大会では、日本においてこれまで育まれてきた行動科学の所産を総括し、若手へ継承する機会を設ける。そして、それを受容し、学際性と国際性が求められる、これからの行動科学領域で活躍する若手研究者に、自身の研究成果を発表して頂く。さらに、これからの行動科学を展開していくうえで考慮されるべき行動科学の根底に横たわる諸問題を、心の哲学を専門とする哲学者より提起して頂く。
 この年次大会によって、日本においてこれまで育まれた行動科学が、次世代、そして世界へと展開していく機会になればと期待している。

【プログラム】
教育講演 伊藤 正人(大阪市立大学)
教育講演テーマ:日本におけるこれまでの行動科学‐総括と継承‐
「実験的行動分析の40年:回避行動から社会的行動まで」
特別講演 金杉 武司(高千穂大学)
特別講演テーマ:行動科学を考える‐根底に横たわる諸問題の提起‐
「行動科学の哲学‐行動科学の多様性とインターフェース問題‐」

シンポジウム
シンポジウムテーマ:日本におけるこれからの行動科学‐求められる学際性と国際性‐
1)高瀬 堅吉(行動科学・分子生物学)
「摂食関連ペプチドMCHの多様な役割と、各行動に与える効果量のメタ分析」

2)荒川 歩(武蔵野美術大学)(行動科学・法学)
「モード2としての法と行動科学とその課題」

3)川畑 秀明(慶応義塾大学)(行動科学・芸術)
「行動と脳と芸術をつなげる:現状とその課題」

(2)懇親会について
年次大会終了後、懇親会を予定しております。場所は、現在放映中のNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の舞台となっている蒲田の駅周辺を予定しております。

日本行動科学学会2012年度年次大会ポスター
日本行動科学学会2012年度年次大会ポスター


日本行動科学学会 http://www.jabs.jp/