その他の行事

公開シンポジウム「学士課程で身につけるべき心理学的素養に向けて」

pdf画像

企画者からのシンポジウムへのお誘い

質問!!「あなたの大学の心理学教育は、
               教育の質保証をしているでしょうか?」

1.「大学教育の分野別質保証の参照基準」が大学評価機関の評価基準になります

 いま、社会のいたるところで学部教育の質に疑問が出ています。この疑問の最たるものは、専門分野の学部教育の質が、卒業後の彼らのキャリアに生せるほど、学生に保証できてない点です。この問題を受けて、文科省は学部専門教育の質保証に焦点を当て、各専門分野のカリキュラム編成の参照基準を策定するよう、日本学術会議に要請しました。これを受けて、文科省も次期大学教育認証評価の評価根拠に「分野別質保証の参照基準」を組込むよう、各大学評価機関に要請するでしょう。

2.「心理学分野の参照基準」を心理学教育の質保証根拠にするためには。

 今後の大学教育評価では、心理学教育に携わる大学が、卒業生を受け入れる社会に対して、彼らがどのような心理学的素養を備え、どのような形で社会に貢献できる力量を持っているかについて、どのような観点から質保証しているかを、教育認証評価の根拠にします。
 すなわち、以下の点を留意した観点が教育認証教育評価のよりどころとなります。
(1) 心理学がどのような学問かを、大学は一般社会に知らしめているか?
(2) 教育の質保証となる教育課程編成とはどんなものか?
(3) 心理学教育で備えるべき素養とはどのようなものか?
(4) 学修目標を学生に明示した授業を行っているか?
(5) 教育評価が、学生や社会に納得できる質保証になっているか?
(6) 心理学教育が、どのような点で市民性の涵養を担っているか?

3. あなたの意見が、参照基準に反映できる最後のチャンスです。

 もう一度お聞きします。あなたの大学の心理学教育は、教育の質保証していると明言できますか?
 この度のシンポジウムの目的は、日本学術会議の参照基準の公表に向けて、素案をたたき台にして、参加者の意見を反映したものに仕上げることです。
 従って、このシンポジウムが、心理学教育に関係する方々が参照基準策定に参加いただける最後の機会となりますので、多くの方々のシンポジウムへの参加をお願いします。

【概 要】日本学術会議の「心理学分野の参照基準検討分科会」による「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準(心理学分野)」の報告書案(pdfファイル)が作成され,広く一般の方々も含め心理学教育に携わる方々の意見聴取を目的として,5月25日(日)に東京大学で以下の次第により公開シンポジウムを開催することになりました。
参加をご希望の方は,以下参加申込方法をご覧の上,日本心理学会事務局までお申し込みください。
なお,この報告書案は,シンポジウムでの意見聴取後に再修正した後に,日本学術会議心理学・教育学委員会の査読を受け,さらに修正の後に学術会議の「大学教育の質保証検討分科会」の承認後に正式に学術会議として公開することになります。

【主 催】 日本学術会議心理学・教育学委員会心理学分野の参照基準検討分科会、心理学・教育学委員会、心理学・教育学委員会心理学教育プログラム検討分科会、社会のための心理学分科会、心の先端研究と心理学専門教育分科会

【後 援】 公益社団法人日本心理学会

【日 時】 平成26年5月25日(日)13:30~16:00

【場 所】 東京大学文学部 法文2号館2階2番大教室(本郷キャンパス)(定員156名)
○東京メトロ丸の内線・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩12分
○東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩12分
※法文2号館の,正門から見て後方寄りにあるアーケード内,「文学部」と書かれた木製の看板がある扉から建物にお入りください。

【開催趣旨】 報告書の素案を提示し,日本学術会議関係者のみならず,広く一般の意見を聴取することを目的とします。

【次 第】
13:30~13:40   I 経緯と趣旨説明 利島 保*(日本学術会議連携会員,広島大学名誉教授)
13:40~15:30   II テーマ別報告(各報告の題は仮題)
              1 「心理学とはどのような学問か」
              佐藤隆夫*(日本学術会議連携会員,東京大学大学院人文社会系研究科教授)
              2 「心理学固有の特性とは何か」
              長田久雄*(日本学術会議連携会員,桜美林大学大学院老年学研究科教授)
              3 「心理学を学ぶ全ての学生が身につけることを目指すべき基本的素養とは」
              長谷川寿一*(日本学術会議第一部会員,東京大学理事・副学長)
              4 「心理学分野の学びを通して獲得すべき基本的な能力とは」
              箱田裕司*(日本学術会議第一部会員,京都女子大学発達教育学部教授)
              5 「市民性の涵養をめぐる心理学的教養と心理学の専門教育」
              安藤清志*(日本学術会議連携会員,東洋大学社会学部教授)
15:30~16:00   III 質疑・討論

【参加申込】 日本心理学会事務局まで,E-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,シンポジウム名を明記の上,所属機関・職業・住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。
※ 事前申込制です。定員に達した場合,お申込みいただいていない方は,当日ご入場いただけないことがあります。

報告書案について,ご意見を受付しています。
ご意見がございましたら,5月19日(月)午前9時30分までに,日本心理学会事務局までE-mail( jpa@psych.or.jp )にてお送りください。
学会事務局で取りまとめて,「心理学分野の参照基準検討分科会」にお渡しします。