行事案内
AI時代の「ひとの学び」を考える教育シンポジウム
ひととAI。-AIは好奇心を持てるのか-
※イベントの開催報告が公開になりました(2018年4月18日追記)
http://www.oac.or.jp/education_sympo2018/report.html
詳細・申込はコチラ
https://www.oac.or.jp/education_sympo2018/index.html
今回は、探研移動小学校を主宰し、NHK for School 「メタモル探偵団」の監修や「探究する⼒」「科学が教える、子育て成功への道(翻訳)」の著者で、「おっちゃん」と呼ばれて小学生とともに探究する学びを実践してきた市川⼒さんと、ドワンゴ⼈⼯知能研究所所⻑で、NPO 法⼈全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表の山川宏さんをお迎えしてのシンポジウム。
大学時代、認知・情報科学を学び「⼈間が体験を通じ知識をつくっていくこと」に関心を持ち、人の探究する力の可能性を追い続けてきた市川さんと、⼈間の脳の仕組みを研究し、より⼈間の思考に近い⼈⼯知能の開発に取り組んでいる山川さんとのコラボレーションです。AI を通じて⼈間を知り、AIとひとが共に学び合い、より豊かな学びをひとが手にしていくにはどうしたらいいのか、これからの時代を生きる子どもたち、そして、私たち大⼈にとって必要なことは何か。『学びにおける好奇心』ということを切り口にご一緒に考えていきましょう。
開催日:2018年2月24日(土)13時30分~17時(開場13時)
会場 :女子美術大学 杉並キャンパス7号館 7201教室 東京都杉並区和田 1-49-8
入場無料
定員:250名
アクセス
http://www.joshibi.ac.jp/access/suginami
http://www.joshibi.ac.jp/campuslife/establishment/suginami
【 内容 】
開催時間:開場(13時)
開演:13時30分 主催者挨拶
(13時40分~14時40分)
1. 講演:市川 力 氏(探研移動小学校主宰)
「おっちゃんと子どもが共に探究する学び 〜大⼈も子どもも面白がり屋になるために〜」
休憩(10分)
(14時50分~15時50分)
2. 講演:山川 宏 氏(ドワンゴ人工知能研究所所長)
「脳の仕組みから人工知能を考える研究者は、これからの”ひと“の学びをどう思うのか」
(16時~17時)
パネルディスカッション
モデレーター:川崎紀弘氏
終了後、名刺交換等。
講師プロフィール
市川 力
1963 年 東京生まれ。
1990 年渡⽶後13 年間にわたり、日本人駐在員向けの学習塾を運営。英語環境下での日本語学習指導に携わった経験からグローバル時代を生きる子どもたちに必要な、真のコミュニケーション能⼒を育てることを目指す教育研究・実践を⾏う。2003 年帰国後、東京コミュニティスクール初代校⻑として2017年に退任するまで子どもの探究心に火をつける教育実践を行ってきた。現在は、探研移動小学校を主宰し、大⼈も子どもも共に学びながら探究マインドを育む学び場づくりを続けている。著書に『英語を子どもに教えるな(中公新書ラクレ)』、『探究する⼒(知の探究社)』、『科学が教える、子育て成功への道(今井むつみ氏と共同翻訳:扶桑社)』。また、NHK for School で「すくどう小学校放課後クラブメタモル探偵団」の監修・出演など幅広く活躍中。
山川 宏
1965年 埼玉県生まれ。
工学博士
NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表・㈱ドワンゴ 人工知能研究所 所長
1987年東京理科大学理学部物理学科卒業。1989年東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 修士課程修了。1992年東京大学大学院 工学系研究科 電子工学専攻 博士課程修了。1992年富士通研究所入社。1994年同社から通産省RWCプロジェクトに参加。2014年ドワンゴ 人工知能研究所 所長。2015年産総研人工知能研究センター客員研究員就任。2015年特定非営利活動法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ 代表就任。2015年電気通信大学大学院 情報システム学研究科客員教授就任。
専門は人工知能、特に認知アーキテクチャー、概念獲得、ニューロコンピューティング、意見集約技術など。