行事案内
6/11「体罰のない、ポジティブな子育てを
~『長くつしたのピッピ』の作者とスウェーデンの子ども観に学ぶ~」
スウェーデン大使館/セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン/スウェーデン文化交流協会共催
2018年は、スウェーデンと日本の外交関係樹立150周年にあたる記念すべき年です。この素晴らしい機会に、この夏より、スウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーンの作品世界を紹介する「長くつ下のピッピの世界展 ~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~」が始まります。このたび、子どもへの暴力のない社会の実現のために尽力をしたリンドグレーンの功績にスポットをあて、本企画展の7月28日の開催に先立ち、記念シンポジウム「体罰のない、ポジティブな子育てを~「長くつ下のピッピ」の作者とスウェーデンの子ども観に学ぶ」を、下記の通り、行うこととなりました。ぜひスウェーデンと日本の記念すべき機会に、日本の子育てについて、私たちにできることをご一緒に考えてみませんか。
●日時: 2018年6月11日(月)
シンポジウム 14:00~16:30 (13:30受付開始)
懇親会 16:30~(参加自由・無料)
●定員: 100名 ※定員に達し次第、締め切らせていただきます
●お申込み: 添付の申込用紙に必要事項をご記入の上、メールにてお申込みください。
申込用紙
お申し込み先 nagame.hayami@gov.se
※お預かりする個人情報は今後スウェーデン大使館で開催されるイベントのご案内送付時にも利用させていただく事がございます。
●会場:
スウェーデン大使館内 アルフレッド・ノーベル講堂
東京都港区六本木1-10-3-100 (東京メトロ 六本木一丁目駅、神谷町駅より徒歩5分)
地図はこちらから⇒ http://www.embassyin.jp/sweden/
●参加費: 無料
●言語: 同時通訳あり(日英)
【プログラム】
1. 開会挨拶 マグヌス・ローバック大使
2. 基調講演
・マルタ・サントス・パイス氏 (子どもへの暴力に関する国連事務総長特別代表)
子どもへの暴力に関する国連事務総長特別代表として、世界中の子どもに対するあらゆる形態の暴力の根絶に向けた取り組みを展開されているパイス氏より、1970年代に世界に先駆けて体罰の禁止に取り組んだスウェーデンにつづく、国際社会における最新の取り組みをご報告いただきます。
・ヨハン・パルムベリ氏
「アストリッド・リンドグレーン? 長くつ下のピッピからネバー・バイオレンススピーチまで」
スウェーデンの子どもへの暴力をなくす社会的運動に大きく貢献した、世界的な児童文学作家リンドグレーンのひ孫として、彼女がこの社会問題に取り組んだ背景と果たした役割について、今日広く知られている彼女の有名なスピーチ「ネバー・バイオレンス(暴力は絶対だめ!)」に触れながら、振り返っていただきます。
・スティーブン・ルーカス氏(ウプサラ大学附属子ども病院小児科医)
「スウェーデンの経験? 体罰禁止が成し遂げたこと」
スウェーデンは1979年に世界で初めて、子どもに対するすべての体罰を禁止しました。
体罰の禁止を達成したスウェーデンの経験について、お話いただきます。
3. パネルディスカッション
司会者: エリサベット・ダリーン(セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデン事務局長)
パネリスト:
マルタ・サントス・パイス氏(子どもへの暴力に関する国連事務総長特別代表)
スティーブン・ルーカス氏(ウプサラ大学医師)
高祖 常子氏(特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワーク理事)
瀬角 南(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン子ども虐待の予防事業マネージャー)
4. 質疑応答
5. 閉会挨拶
千賀 邦夫(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長)
エンマ・ヤンソン(スウェーデン文化交流協会)
●お問い合わせ:
スウェーデン大使館広報部
速水 望
03-5562-5062
nagame.hayami@gov.se