行事案内
日本宗教学会 第78回学術大会
2019年度の学術大会について
プログラム委員会
2019年度の日本宗教学会第78回学術大会は、9月13日(金)~15日(日)に帝京科学大学千住キャンパス(東京都足立区)において開催されます。
本大会では初日に「宗教と科学の新たな世界」と題した公開シンポジウムを企画しています。
近年のコンピュータサイエンスの急激な発達などにより、人の知的、身体的営みの多くは、人工知能やロボットに代表されるような、コンピュータの機能にしだいに置き換えられると考えられてきています。こうした状況の中で、宗教も人の知的、身体的営みのひとつだとすれば、宗教と科学は今後互いにどのように位置づけられて行くのでしょうか。
今回のシンポジウムでは、講演者1名とレスポンダント2名とが、科学技術の発展の中で変化して行く宗教の位置と役割、可能性について議論します。科学技術の中に、人の営みを人工的、物的な働きによって置き換えて行くという特徴があるとすれば、それは宗教という営みをも、どこまで、どのように作り変えて行くのでしょうか。そこでは知能、身体、コミュニケーション、そして人を超えた超越のような体験までが、この先どうなって行くかを考え直す必要に迫られることでしょう。
シンポジウムでは、ロボット工学と人工知能の立場から、それらの役割と宗教との関係ついて提題をいただき、宗教学や宗教哲学の立場からその問題提起に応答しつつ、現代そして未来の展望について考察します。
多くの会員のご参加をお待ちしております。
発表形式は「個人発表」「パネル発表」の二種類、申込締切は5月20日です。
4月下旬に学術大会ホームページを公開し、大会案内を発送します。
大会期間中の宿泊場所は、大会本部では斡旋いたしませんので、参加者個人でお願いいたします。
【発表申込者の資格】
以下の本学会員に限ります。
・名誉会員
・2019年4月末日時点で、2018年度の会費を納入済みの維持会員、普通会員
・2019年4月13日の理事会で入会を承認された普通会員
会費未納の方は、早急にお納めください。
【大会参加費】
・会員(一般) 4,000円
・大学院生・シニアの会員 2,000円
(シニア:1949年3月31日以前にお生まれの方)
郵便振込での支払い受付終了後は、大会当日に受付で現金でお支払いいただくことになります。大会当日支払いの大学院生・シニアの会員の大会参加費は3,000円となります。