空書実験の実行ファイルについて (1) プログラムの実行法 ・Windows で動作します。 ・実験を行うには,実行するフォルダに,以下のファイルが必要です。 空書実験実行ファイル.exe 空書課題リスト.csv ・ダブルクリック,または,「右クリック → 開く」で実行できます。 ・画面に表示される指示にしたがって操作することで,最後まで実行できると 思います。 ・実験者は,本試行では,各試行の開始時に,「試行番号」(画面左上に試行 の最初に表示されます)を口頭で,知らせるようにしてください。 「次は○です」(○には数字が入る),のようにです。 (練習試行であれば,「練習の{1つめ/2つめ}です」などと言えばよい。) ・また,3つの漢字パーツの呈示が終わったら,「ハイ」と声をかけてあげて ください。 ・以上の2つの「声かけ」は,見逃しやぼんやりを抑えて,テンポよく課題に 取り組めるように,という趣旨です。 ・プログラムを実行すると,本試行(練習試行以外)の課題を呈示順に並べた 課題リストを保存するようになっています。 ファイル名は,"空書課題呈示リスト" + 乱数シード + ".csv"です。 たとえば,7月であれば,"空書課題呈示リスト7.csv" となります。 これは個人の結果の「答え合わせ」と全体の集計表を作る際に役に立ちます。 (実行プログラムで実験が終了した後に,「答え合わせ」の画面が出るので, そこで「答え合わせ」をすることもできます。) ・エスケープキーを押すことによって,途中で終了することができます。 (ただし,漢字パーツの呈示中等,キー入力を受け付けないタイミングがあり ます。) ・プログラムを強制的に終了させるには,"Ctrl + Alt + Del" が使えます。 ・事前に動作状況の全体的イメージについて短時間に知るのに,最初の画面の 指示で,「x キーを押す」という方法が使えます。 これにより,課題の呈示部分の時間スケジュールが10倍になります。 ・実行プログラムは,HSP で作成されています。 HSPについては,簡単な解説が教科書のコラムにあります。 ・複数の動作環境で動作確認をしましたが,不具合があるかもしれません。 お気づきの点がありましたら,お知らせください。 (2) 試行のランダマイズと「課題の呈示順リストのファイル」 ・ランダムな順序で課題を呈示するために,プログラム内で乱数を発生させて 用いています。 ・プログラムを実行すると,最初の画面でシード(seed)の数字を確認する 画面が出ます。 ・同じシードであれば,課題の呈示順序は同一になります。 ・デフォルトでは,実行した「月(1〜12)」をシードとして使っていますが, 適当な数(0以上)に設定することができます。 ・「空書課題呈示リスト」のファイルは,教員側で授業前に用意しておくと, 作業時間の短縮に役立ちます。 (プログラムを起動したらすぐに,特定のシードで呈示順序リストのファイル を保存して終了できます)。 ・2つの課題セットがあって,前半・後半のいずれかに各セットは配置されます。 この配置は,乱数シードが奇数の場合と偶数の場合とで,振り分けています。 シードが奇数の場合:課題セットa → 課題セットb シードが偶数の場合:課題セットb → 課題セットa (3) 回答用紙のファイル ・以下のファイルが利用できます。 空書課題回答用紙.docx ・なるべく余計な情報がない状況で課題に取り組むという趣旨から,教科書で は,短冊状の回答用紙をリングで綴じる形を示しています。 ・ただし,実習ということでは,前半・後半,各A4で1枚の回答用紙をそのまま 用いてもよいと思います。