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認定心理士の会 公開シンポジウム「障がいのある人のワークスタイル」
2025年8月30日(土) 13:00―16:00(12:50開場)
ZOOMオンライン会場
働き方改革や企業の障害者雇用率制度,合理的配慮の考え方などによって,障がいがある方の働く場や働き方は変化しています。そうした中で,障がいのある方々はどのようなワークスタイルをとっているのでしょうか。果たして,働きやすい環境の中,自分に合った働き方をしているのでしょうか。 今回は3名の心理士の先生方に,障がいを持つ人との関わりの中で感じること,そして障がい当事者の立場から感じることをお話いただきます。
13:05―13:45 神近 裕樹先生(近畿大学)
「視覚障がいのある方への心理支援に携わって感じたこと」
私は視覚障がいのある方々が社会生活を円滑に送れるように知識や技能を習得したり,三療師(あん摩,はり,きゅう)の資格取得ができる施設にて非常勤心理士として勤務しています。実際に仕事に就いている方が一旦休職して当施設を利用される場合もありますが,中途失明の方々はそれまで就いていた仕事を継続することが難しくなり,三療師を目指すといった方々も少なくありません。当施設を利用しながら,職場復帰や三療師を目指す中での葛藤や困りごとなどについて私が感じていることをお話しできればと考えています。
13:55―14:35 足立 友理先生(福岡歯科大学)
「それぞれの生活に困難さを抱えた人たちへの病院臨床及び学生相談の症例」
私はこれまで10年以上病院臨床に携わった後,今は学生相談の世界で心理士として活動しています。そして,どちらの世界でも数多くの「生活の困難さ」を抱えている方々とお会いしてきました。彼ら皆が「障がい者」という意識はなくても,生活上の「困難」を抱えた人たちです。今回は,これまで携わった事例を通して,臨床心理士として携わった支援の一部をお伝えしたいと考えています。
14:35―15:15 島田 乃梨子先生(九州大学)
「身体障害当事者としての働き方と当事者グループを通した心理支援」
私は脳性麻痺による身体障害があります。現在は臨床心理土・公認心理師として大学の相談機関で勤務しており,心理支援の専門 職として活動する一方で,障害当事者として日常生活や仕事を営んでいます。今回は,障害当事者としての立場から,どのように働き暮らしているかについてお話しします。また,心理臨床の実践として取り組んでいる障害当事者グループの活動もご紹介し,グ ループの中で出てくる「働き方」や「仕事にまつわる困りごと」といったテーマに対して,どのような支援を行っているか,具体例を交えてお伝えできればと思います。
15:55―16:00 閉会挨拶
定員500名※入退出自由(事前申込制・先着順)
- ※Zoom Video Conferenceにアクセスすることでご参加いただけます。
※録画・録音はご遠慮ください。
※インターネットに接続しているパソコン,タブレット,スマートフォンが必要です。
※通信料は参加者負担となります。
以下の申し込みサイトより,該当の「イベント名」と「開催日」をご確認の上,必要事項を入力してお申込みください。
お申し込みはコチラ2025年8月25日(月)
公益社団法人 日本心理学会 認定心理士の会
Tel: 03-3814-3962
e-mail: jpa-ninnokai-event@psych.or.jp
三上 聡美(中村学園大学)