薬物依存者の面接経験から学ぶこと

2020年6月13日（土）10:00―11:30（9:45開場）

ZOOMオンライン会場

認定心理士の会オンライン支部会では，オンライン会議システムを使って，さまざまな心理学について学ぶイベントを開催しています。今回は，昨年の9月に開かれた，日本心理学会の大会での社会連携セクションにおけるポスター発表の内容をお話しいただいたあと，参加者同士で意見交換をする企画です。

鍋島 まゆみ 氏（鹿児島刑務所薬物事犯者処遇カウンセラー、宮崎刑務所篤志面接委員）

鍋島氏は、保護司・篤志面接委員・薬物事犯者処遇カウンセラーとして、長年、薬物依存症の人たちと関わってきました。

対象者との面接では、薬物に対する執着心や回復の困難さ、理解力の問題、家族関係、信頼関係、社会背景などを考慮しながら、個別性に合わせたカウンセリングを行っています。

薬物依存症者は再犯率が高く、薬物からの回復は難しく長い道のりであるため、地域全体での支援や、社会と連携した支援や情報の共有が必要です。

そこで、認定心理士として、施設内処遇や社会内処遇に関わってきた鍋島氏から、経験から培われた提言をいただき、薬物依存症者の置かれた立場や思いを、地域連携の中で共有することの重要性について学びます。

片山 勝己・浅野 良雄（認定心理士の会オンライン支部会幹事）

インターネット環境とパソコン，タブレット，スマホ等があれば，インターネット回線を介して，自宅やオフィスから Zoom Video Conference にアクセスすることで気軽にご参加いただけます。

• ・認定心理士の方でしたら，どなたでも参加できます。
• ・参加費は無料ですが，通信料は参加者負担となります。
• ・参加ご希望の方は事前にお申し込みが必要です。定員80名。お申し込み先着順とさせていただきます。
• ・開始15分前にシステムの使い方を説明しますので，初めての方は，是非ご参加ください。

• (a) インターネットに接続しているパソコン（Windows，MacOS）またはタブレット，スマホ（Android，iPad，iPhone）。
• (b) カメラとマイクが内蔵されていないパソコンの場合は、外部カメラとヘッドセットが必要です。

通信環境等によっては接続できない可能性もあります。接続の状況を確認させていただきますが，状況によってはご参加をご遠慮いただく場合もありますことを，あらかじめご了承ください。

日本心理学会のホームページでご案内している申し込みサイトから、該当の「イベント名」と「開催日」を確認の上、必要事項を入力して申し込んでください。

なお、イベントに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
公益社団法人 日本心理学会 認定心理士の会
113-0033 東京都文京区本郷5-23-13田村ビル内
Tel: 03-3814-3962
e-mail: jpa-ninnokai-event@psych.or.jp
公益社団法人 日本心理学会 2020年度「認定心理士の会」企画

2020年6月12日（金）10：00

企画・運営 認定心理士の会 オンライン支部会