認定心理士の方
アプリケーション「マイME-BYOカルテ」に実装された「未病指標」の操作性の検討(終了しました)
「未病」とは、心身の状態を健康と病気の二分論として捉えるのではなく、「健康」と「病気」の間を連続的に変化するものとして捉え、この全ての変化の過程を表す概念を指します。また、「未病指標」は、個人の現在の未病の状態を数値で見える化するものであり、生活習慣、認知機能、生活機能、メンタルヘルス・ストレスの4つの領域から、個人の未病の状態を100点満点で確認することができます。
このたび、神奈川県は、県が運営するスマートフォン用アプリケーション「マイME-BYOカルテ」に、「未病指標」を実装しました。未病指標を通じて、各人が自身の健康状態を知り、健康増進・維持を目標に行動を改善することは、超高齢社会を幸せに生きる人生100歳時代を実現するために不可欠です。これはSDGsのゴール3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」に資する取り組みです。
そこで本研究では、アプリケーション「マイME-BYOカルテ」に実装された「未病指標」の操作性を認定心理士の皆様に検討していただき、「未病指標」がより一層普及するための改善案の提案を目的として研究を行います。