日本心理学会とは
「日中韓三カ国シンポジウム2024」シンポジスト募集
「日中韓三カ国シンポジウム2024」のシンポジスト(2名)を募集します。
このシンポジウムは,日本心理学会・中国心理学会・韓国心理学会の共催イベントであり,毎年,各国持ち回りで開催されます。三カ国から新進気鋭の心理学者が集い,各国に共通するテーマ・関心事について研究発表や意見交換をおこないます。
2024年度の開催国は,日本です。
2024年9月6日(金),日本心理学会第88回大会期間中に会場内(熊本城ホール)にて対面開催されます。
今回,新たな試みとして,「国際共同研究の種(seeds)をまく」ことを目指します。
具体的には,下記のとおりです。
日本からのシンポジスト2名がそれぞれ,自身のこれまでの研究成果を発展させるかたちで,日中韓の国際共同研究の構想(アイディア)を発表します(20~30分ずつ)。
中国・韓国からも,類似する研究関心を持ったシンポジスト各2名を招待し,それぞれの研究発表を行います(20~30分ずつ)。
その後,全体討議において,各国のシンポジストの強みとバックグラウンドを活かすようにしながら,国際共同研究の種を育てることを試みます。ただし,かならず芽を出させるという成果は求めず,種をまいて可能性を広げるというプロセスを大切にしたいと願っています。
*発表および討議は,英語で行われます。
国際共同研究って,どう始めるの?どう進めたらいいの?といった不安がよぎる方,心配無用です。経験豊かな委員が,シンポジストの方々をサポートします。シンポジウムに向けた準備段階でのご相談はもちろんのこと,シンポジウムでまいた”種”から萌芽した共同研究計画が始動するようなら,そのスタートアップを支援します。たとえば,必要な研究資金獲得のための申請書作成にあたって,研究費採択経験豊かな委員より丁寧にアドバイスします。
ぜひご応募ください。
●日本心理学会会員がご応募いただけます。
●研究テーマはとくに限定しませんが,できるかぎり日中韓三カ国の共通関心事になりうるものが望ましいです。
例)gender equality, work-life balanceなど
●2024年1月21日(日)までに,「これまでの研究成果と国際共同研究の構想(アイディア)」について,A4用紙1枚以内にまとめたもの(英文,書式自由,図表を入れてもよい)を,PDFファイルで jpa@psych.or.jpあてにメールでお送りください。メール本文に,氏名・所属・会員番号をお書き添えください。
●シンポジストには,講演謝礼として50,000円(旅費・宿泊費等を含む)が提供されます。
国際委員会で選考したのち,2月上旬に結果をお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。