認定心理士の会 九州・沖縄支部会シンポジウム「才能とは何か――科学が明かすパフォーマンスの秘密――」
2019年8月10日(土) 13:30―17:00
〒812-0012 福岡市博多区博多駅中央街1-1
JR博多シティ会議室(10階)大会議室
https://www.jrhakatacity.com/communicationspace/#Access
山口 裕幸(九州大学)
光藤 宏行(九州大学)
13:30―14:30 平松 千尋 氏(九州大学)
現在のヒトの性質は,祖先生物の歴史を引き継ぎながら偶然の変化と環境との相互作用の中で進化してきたものです。電磁波の一部である光によって周辺環境を把握する視覚もその一つで,生物によって役割は様々です。光波長の弁別に長けた生き物もいれば,感度を上げることに特化した生き物もいます。ヒトにも至る霊長類の祖先では,3色覚の進化というドラマがありました。生き物の見る世界から,一つの尺度では測れない性質について考えたいと思います。
14:30―15:30 増本 賢治 氏(九州大学)
私たちは,どのようにして,運動時のペースを選択しているのでしょうか?本発表では,私がこれまで実施してきた「歩行およびランニング時の生体応答(筋活動動態,呼吸・循環系応答および主観的運動強度など)に関する研究」に基づいて,運動時の選好ペース(自分以外の命令系統から何の制約も受けない時に採用されるペース)の選択に潜むメカニズムについて論じます。
15:30―16:30 池田 浩 氏(九州大学)
リーダーシップへの最初の関心は,歴史に残る偉大な指導者に関するものでした。そのため,古くから,リーダーシップとは生まれ持った才能によるものなのか,それとも後天的な経験や学習によるものなのか最近まで議論や研究が続いています。後者の経験を重視する立場では「リーダーシップ開発論」としてリーダーの育成にも貢献しています。本発表では,リーダーシップをめぐる才能と経験の影響について最新の研究をもとに解説していきます。
無料・事前申込制 定員144名
メール(jpa-ninnokai-event@psych.or.jp)にて,件名「8.10 九州・沖縄公開シンポジウム参加希望」とし,氏名, メールアドレス,認定心理士の方は登録番号(認定番号)を記入してお申し込みください
認定心理士の会イベント メールアドレス jpa-ninnokai-event@psych.or.jp
九州大学大学院人間環境学府