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認定心理士の会 公開シンポジウム
「日本の若者とサブカルチャー :オタクの心理学」

認定心理士の会 公開シンポジウム 「日本の若者とサブカルチャー:オタクの心理学」

2021年12月18日(土)14:00―16:00(13:45開場)

ZOOMオンライン会場

「オタク」と呼ばれる若者の姿は,時に理解不能な奇異な姿として,語られます。一方,マンガ・アニメなどを中心とした「オタク文化」は海外からも注目され,日本へのインバウンド需要を陰で支える重要な要素ともなっています。本講演では,こうしたオタクとよばれる若者についての実態と実証的なデータの知見を含めた研究例を紹介し,参加者との議論を通じて,日本の若年世代とこれからの社会や世界への理解を深めたいと思います。


社会的相互作用としての「おたく」の系譜学

菊池 聡 氏(信州大学)
「おたく」とは,ある種の心理行動傾向を持つ若者の蔑称であると同時に,彼ら彼女らに特有なサブカルチャーの領域も暗示している。この概念は,1970年代から現代に至る日本社会の変化に翻弄されて変容を遂げ,またそうした「おたく」が日本社会のあり方も大きく変えてきた。「おたく」の誕生から現在の「オタク」へと変容する系譜をたどりながら,現代の「オタク」文化と,世代を越えた「おたく」的な心性を多面的に考える。


鉄道オタクの心理学

岡田 努 氏(金沢大学)
鉄道趣味は,強いのめり込みを示す趣味として,オタクという言葉が発生する以前から存在していた。また近年では「撮り鉄」の迷惑行為がクローズアップされるなど注目されている。しかし,心理学からはほとんどその特徴が解明されてきていない。この鉄道オタクについて,その歴史や一般的な印象,言説などを概観し,また近年実施された実証的データの結果についても紹介する。


お茶会
講演会終了後に「オンラインお茶会」を実施する予定です(30分~1時間程度)。講演を聞いて感じたこと,日ごろどのような活動をしているのか,心理学のどのようなテーマに興味を持っているのか…。参加者の皆様が気軽に,自由にお話しいただく場を設けたいと思います。お茶は各自でご用意ください。(先着50名まで)

定員400名(事前申込制・先着順)※北陸心理学会に参加される場合,事前申し込みは不要

  • Zoom Video Conferenceにアクセスすることでご参加いただけます。録画・録音はご遠慮ください。
    ※インターネットに接続しているパソコン、タブレット、スマートフォンが必要です。
    ※パソコンの場合は、ビデオカメラとマイク(パソコンにセットされていない場合はヘッドセット)が別途必要となります。通信料は参加者負担となります。
    ※お茶会では,パソコンの場合,ビデオカメラとマイク(パソコンにセットされていない場合はヘッドセット)が必要です。また,通信料は参加者負担となります。
    ※12/17(金)の12時~と17時~にオンライン接続するテスト日を設けます(それぞれ30分程度)。オンラインでの参加が初めての方も,お気軽にお申込みください。

日本心理学会ホームページにてご案内しております。
以下の申し込みサイトより,該当の「イベント名」をご確認の上,必要事項を入力してお申し込みください。
お申し込みされた方には,締め切り以降に,参加方法をご連絡させていただきます。

お申し込みはコチラ

2021年12月11日(土)

公益社団法人 日本心理学会 認定心理士の会
Tel: 03-3814-3962
e-mail: jpa-ninnokai-event@psych.or.jp

北陸心理学会