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The Japanese Psychological Association News Letter

vol.072016 No.2

5 月 22 日(日)に東洋大学白山キャンパスで認定心理士の会キックオフシンポジウムが開催されました。「人間社会に貢献する心理学―その可能性を考える―」というテーマで、日本心理学会常務理事の佐藤隆夫先生、横田正夫先生、安藤清志先生にご登壇頂きました。心理学が日常生活や職場などでどのように役立つか、認定心理士が社会にどのように貢献できるか、ということを考える場にしたいと思い、上記テーマでの開催となりました。告知から開催までの期間を充分にとることができませんでしたが、当日は 113 名もの方がご参加くださり、会員のモチベーションの高さを感じることができました。また、シンポジウム後の懇親会では、認定心理士間の出会いと親睦を深める場として、様々な話題が参加者のあいだで交わされました。

認定心理士の会の会員数も、現在では 2,000 名を超え、今後の活発な活動が予想されます。今回、シンポジウムへの参加が叶わなかった会員の皆様に当日の様子を少しでもお伝えできればと思い、ご登壇頂きました三名の先生方の講演内容を掲載します。シンポジウムや認定心理士の会の今後の活動について、参加者の皆様にご協力頂きましたアンケートの結果は別項でご報告します。

「もの」を見る心のはたらき
佐藤 隆夫先生(立命館大学教授・日本心理学会学術担当常務理事)

佐藤 隆夫先生

この 3 月末に東京大学文学部心理学研究室を退官するまで、実験心理学、主として視知覚を中心とした感覚・知覚心理学についての研究をしてきた。

視覚は「もの」を見るためにある感覚である。「もの」の大きさはどのように知覚されるのか。私たちは、大きなものも、小さなものも網膜像でとらえている。しかし、両者は近づいてくると同じ大きさに見えるのはなぜか。それは、私たちは頭の中で、大きさの推論をしているからである。遠近法がこれにあたる。

私たちは、外部の世界を網膜像でとらえているが、それだけでは情報が抜け落ちている。そこで、脳は、網膜像で抜け落ちた情報を何らかの形で補おうとする。このことを「能動的な知覚」と言う。錯視などもこれにあたる。

私たちの「もの」の見え方は、①表面の凹凸と、②光源の方向によって決まる。印影からの立体知覚がなされている。基本的に、私たちは凸面嗜好であり、光は上方から来ているという思い込みがある。例えば、「顔は基本的に出っ張っているものだ」という知識や思い込みが見え方に影響している。そこで、私は、今まで横から光を当てるなど、さまざまな実験を試み、これらの仮説を検証する等をしてきた。

(大崎 博史)

統合失調症とマンガ・アニメの世界
横田 正夫先生(日本大学教授・日本心理学会資格担当常務理事)

横田 正夫先生

“統合失調症の認知障害の研究”を専門として、病院現場で描画法を通して患者の認知障害の症状を把握しようと試みてきた。他者の視点で積み木を描く課題、病院の見取り図や家の周りの地図を描く課題を患者に実施してみると、自己視点から他者視点への移動が苦手、環境を断片的に認知している、イメージの描画も羅列的、などの特徴が示された。そうした断片化などの認知特徴を把握して、統合失調症の症状のどの段階なのかを推測することを目的として、草むらテストを実施した。これは、「草むらに落とした 500 円を探している自分を描いてください」という課題である。500 円玉は、入院患者にとっては貴重なものである。その 500 円玉の大きさ、500 円玉と自分の関係性、全体の構図などを分析することで、上述したような対象や身体の断片化、認知の歪みなどの症状の把握を試みてきた。

一方、統合失調症患者の描画に見られるような歪んだこころの世界が、日本のマンガやアニメーションで表現されている例がある。劣等感の塊である主人公が心の奥に閉じこもる描写、こころの中で退行が起こる描写、絶体絶命の窮地で意識から無意識への転換が起こる描写など、作品の主人公が心の奥底に入り込んだり、巨人の中に入り込んで無意識になったり、といった世界が描かれている。こうした無意識世界が、作品の中で図式化されてしまっている。作品中ではそこから簡単に抜け出せるが、実際に患者がその状態から抜け出すのは 20 年以上かかるものである。

(渡邊 伸行)

人々の背中を押して幸せに?―心理学の社会貢献
安藤 清志先生(東洋大学教授・日本心理学会総務担当常務理事)

安藤 清志先生

社会心理学における説得などの研究について、具体例を交えながら解説した。他人を説得するには、「10人中9人がおいしいと答えました」と宣伝するように、多くの人が同様に考え、行動していることを示す方法がある。これは、社会的規範の一種であり、記述的規範と呼ばれる。記述的規範は、防災教育でも重要であり、東北の三陸地域で語り継がれてきた教訓「津波てんでんこ」(津波が来たら、周囲にかまわず、一人で高台に逃げろ)では、各自の素早い避難を促す一方で、多くの人が逃げる姿を目撃した人にも危機的状況を認識させる契機となり、結果として、その目撃者の避難行動を促す効果がある。

説得のためには、その行為が社会の人々に承認されるかどうかに関連した指示的規範を示すことが必要な場合もあり、米国の国立公園の自然保護に関連した研究では、「多くの人が化石を持ち帰ったために自然環境が失われた」という記述的規範の文言だけを示すと、他の人もやっているからと、持ち出す人が増えた。これに対して、「自然環境の保護のために化石を持ち出さないでください」のように、社会から承認されないことを表す指示的規範を示すことで、持ち出しを減らす効果があった。

もうひとつの話題は、行動経済学の「ナッジ」(Nudge)であった。この表現は本来、「軽くつつく」という意味で、そこから転じて「やさしく説得する」という意味で用いられる。人々の背中を軽く押してあげるナッジは、米英の脱税キャンペ ーンなどでも利用されている。

(佐藤 俊彦)

前項でご報告しました認定心理士の会キックオフシンポジウムでは、今後の活動をよりよいものにすべく、参加者の皆様にご協力頂きましてアンケートを実施しました。紙面の都合上、今回のニューズレターにすべてを掲載することができませんが、抜粋したものをここでご報告します。

  • (シンポジウム出席者)113 人
  • 104 人

回答者の属性

  • 41人(39%)
  • 58人(56%)
  • 5人(4%)

年代

  • 5人(4.8%)
  • 10人(9.6%)
  • 26人(25%)
  • 36人(34.6%)
  • 19人(18.3%)
  • 4人(3.8%)
  • 4人(3.8%)
97人(93%)
  • 56人(54%)
  • 35人(34%)
  • 13人(13%)

Q1. 今回のシンポジウムについて

今回のシンポジウムについて

「非常に良かった(27%)」と「良かった(51%)」があわせて 78%と多数であった。

Q2. シンポジウムで印象に残った、興味深かった

ものについて(複数回答可)は以下のとおり。

  1. 1.テーマ《人間社会に貢献する心理学》6%
  2. 2.講演 1「もの」を見る心のはたらき」21%
  3. 3.講演 2「統合失調症とマンガ・アニメの世界」30%
  4. 4.講演 3「人々の背中を押して幸せに?―心理学の社会貢献」33%
  5. 5.全体の構成 4%
  6. 6.認定心理士の会の紹介 5%
  7. 7.その他 0%
  8. 8.特になし 0%

Q8. 認定心理士を対象にした講演会について

認定心理士を対象にした講演会について

「是非参加したい(52%)」と「参加したい(36%)」で多くを占めた。また「企画者として参加したい」という回答者は 5%であった。

Q9. 認定心理士を対象にしたワークショップ(体験型の研修会)

認定心理士を対象にしたワークショップ(体験型の研修会)

「是非参加したい(39%)」と「参加したい(44%)」で多くを占めた。また「企画者として参加したい」という回答者は 8%であった。

Q11. インターネット上でのコミュニティ・掲示板について

インターネット上でのコミュニティ・掲示板について

「是非参加したい(23%)」と「参加したい(49%)」で多くを占めた。「参加しない」という回答者は 15%、「管理者として参加したい」という回答者は 0%であった。

Q12. イベントの開催について、参加しやすい日時は

「土日の昼と夜」が合わせて 69%と多数を占めた。「平日昼」は 7%、「平日夜」は 9%、「特にない」は 14%であった。

認定心理士資格者を対象としたアンケートでは今後開催のイベントに、より積極的に参加していただける方がいらっしゃるか、具体的な情報も含めて(どのような種類、形態、方法、分野について)お伺いしました。

「企画者として参加したい」と回答された方には幹事会からご連絡さしあげますので、今後、一緒に活動してくださることを期待しております。

また、インターネット上での「管理者として参加したい」と回答された方は、今回はいらっしゃいませんでしたが、認定心理士の横の繋がりを、全国的に広めていくのに不可欠なツールと考えますのでご協力いただける方の積極的な参加をお待ちしております。

(池田 琴世)

「認定心理士の仲間たち」では、認定心理士資格を持つ方たちに寄稿して頂き、会員同士が、つながるきっかけを作りたいと考えています。寄稿して頂いた方への連絡方法は、次々頁をご参照ください。

兒玉 宣昭 様

認定心理士の会発足おめでとうございます。

私は福祉分野で就労しています。「認定心理士」の資格取得から 10 年が経ちました。心理学を大学で専攻して今の仕事に生かされています。福祉分野は対人サービスですので、傾聴や共感性といった基本的スキルを心理学の分野から学問的に捉えたうえで、支援が出来る様になりました。詳しい方はご存知かもしれませんが、福祉分野は資格が無くても、仕事をするうえでは法的な問題はありません。

ただし、社会福祉士や精神保健福祉士、福祉心理士などを取得している事は、実務をするうえでプラスにはなります。ここで興味深い事は社会福祉学の成立過程や援助技術に、心理学の知見が多数に見受けられることです。福祉を実践するうえで、「認定心理士」は基本的スキルとして役立つと思います。

援助技術などは、社会福祉学と心理学はとても近い関係です。私の場合は発達障がいを対象にしているので、発達心理学や臨床心理学、精神医学なども仕事をするうえでは必要なスキルとなります。発達心理学について高い専門性が必要な場合には、大学院で発達心理学を修了されたスタッフに意見を伺うことにしています。

この様に「認定心理士」といっても働き方が色々あり、役立つ場面は多彩だと思います。「認定心理士」の取得後どの様に、この資格を活用しようかと考えていられる方にとって、私の事例は参考になられたでしょうか?

認定心理士の会では研修会をする予定だそうです。他分野の研究領域の話を伺える事は、横断的に心理学を理解し、ご自身の実践にも生かせることを指すと思います。ご自身の今後の活躍の場が広がることと思いますよ。

山城 洋子 様

今年 5 月 22 日(日)に認定心理士の会第 1 回シンポジウムが開催され、心理学の各分野の先生方の貴重なお話しを聞けました。懇親会では皆さんとの交流の場を設けていただき、心より感謝申し上げます。

私は現在 NPO 団体(定款上は犯罪、事故、災害などで被害に遭われた人達への支援)に勤務して 16 年になります。そして主には 94~95 年におきた元オウム真理教によるサリン事件で被害に遭われた方たちのサポートです。これは世界で初めてサリンという化学兵器が使用されたテロ事件でした。21 年経った現在も体や心の不調を訴えておられ、毎年秋には「定期無料検診」を行っています。この NPO を立ち上げた頃には、被害者との対応に不安を感じることが多かったのですが、心理学を学び、認定心理士の資格を取得したことで、被害者の相談にも対応できるようになりました。

また、突然の電話ではカルト的な悩みや精神的症状を抱えている方などの様々な相談にも応じなければなりません。関連書籍を読んだり、日々学びを継続しています。

心理学を学んで生活面でも大変プラスになりました。実母が 20 年程前に認知症を発症し、介護ではそれを活かすことができました。認知症がまだら(認知がはっきりしている時とそうでない時)の状態から、最後には娘である私を認識できない症状になるまで、私自身も泣き笑いを繰り返しながら、心理学に支えられて十分に寄り添うことができました。

今後はさらに技術を向上させるように、認定心理士の方々との交流を深めていけたらと思っています。宜しくお願いいたします。

吉川 治彦 様

労働安全衛生法が改正され、昨年 12 月から、ストレスチェック制度が創設されました。この制度は、年 1 回、労働者のストレス状況の検査を行い、本人に結果が通知されます。結果を通知された各人からの相談には、医師や保健師、看護師のほか、心理職も実施できることが厚生労働省の指針に盛り込まれました。

私は、化学物質の安全性評価の研究機関に勤務しています。認定心理士を取得後、大学やセミナーで講義する時に、リスクの心理にも触れるようにしていますが、認定心理士でもあるため、この通知者からの相談を受けることもあります。相談にはしっかりと傾聴し、共感しながら肯定的態度でお話を伺います。次第に不安や心配など様々な「感情」が整理され、漠然とした考えが明確化されます。さらに継続する際には、セルフイメージやキャリアを貫いているキャリア・アンカー(価値観)を、エドガー・シャインのキャリア指向質問票で回答してもらうこともあります。その結果から自身の方向性に気づくことができると思います。

人生の節目では、キャリア・アンカーなど自身の長期的な拠り所を理解し、それに基づいたキャリアのデザインも大切です。このようにストレスチェック制度は労働者のメンタルヘルスに重要な役割を果たし、その後の相談を職場の心理職が進めることで、精神的な不調の改善につながります。それはストレスを低減して、理想的なワーク・ライフ・バランスの実現が図れると考えられます。

認定心理士の会は、教育、相談、カウンセリングなどの業務を行う者の交流も有用であると思います。事例の紹介や検討などによって、技量を向上させることができると考えられます。大事なことは、認定心理士を含む心理職は多様性を尊重し、社会における関係性の中で、各人が自律した社会生活を主体的に行えるように援助することだと思います。

(担当 中村 由美)

寄稿された方へのご連絡

この欄に掲載された方に連絡を取りたい方は、jpa-ninnteinokai-contact@psych.or.jpまで、件名を「○○様」として、メールをお送りください。

事務局より責任をもってご本人に転送いたします。

とても盛会であったキックオフシンポジウムに引き続き、来る 9 月に関西地区でのワークショップを開催予定です。本会が設立されてちょうど半年の節目となるこの時期に、どのような企画が適切か、幹事会で検討を重ねてきました。

今回の企画を立ち上げるにあたっては、体験型の研修会に是非参加したいという我々の仲間が多いことを踏まえました。この要望は、本ニューズレターに掲載されているアンケート結果にも表れています。もう 1 つ、我々認定心理士に関連する最近のトピックや社会的ニーズは何か、という視点も意識しました。

これらをもとに注目したのが、昨年 12 月に施行された従業員 50 名以上の企業へのストレスチェック義務化です。“義務”とはなったものの、各企業の取り組み進捗は様々であり、如何に取り組むべきかを決めかねている企業も多い現状です。「義務だしストレスチェックをししょう!で???」という実情の中で、心理学を学んだうえで様々な就労場面や地域社会で活躍する我々認 定心理士が貢献できることは、きっと少なくないはずです。

本会が主催する地方企画の第一弾「関西ワークショップ」には、ストレスやメンタルヘルスに関して我が国の第一人者である津田彰先生と菅佐和子先生を講師としてお迎えすることができました。津田先生には、ストレスチェックの在り方や“チェック”だけで終わらせないメンタルヘルス維持増進のための理論や方法論についてご講演いただく予定です。

さらに、津田先生ご自身も開発に携わられ、実際に複数の企業に導入もされているストレスチェック方法について体験型の研修も行っていただきます。共同研究者である伏島あゆみ先生にも同室していただき、講師と参加者とがやり取りしやすい、分からないことがあれば直ぐに質問できる、そんな研修の場になる予定です。ストレスを乗り切るための“強み”にも注目して科学的根拠に則って作成されたストレスチェックを体験できる希少な機会です。認定心理士である我々自身の“心のセルフケア”のためにも、大変有用な機会になるはずです。

また菅先生には、就労場面でメンタルヘルス不調を生じた社員への具体的な関わり方を体験的に学ぶ機会を提供していただきます。臨床心理士としての菅先生が、長年にわたる心理学的支援で培われてきたコミュニケーションの“コツ”について、架空事例でのロールプレイを通して実感しつつ学べます。菅先生曰く「メンタルヘルス不調に陥ってしまった社員にとって、専門家と同等以上に職場の上司や同僚の理解と支援が不可欠」です。

認定心理士資格を得るほどに心理学を修めたうえで様々な職域にいる我々にとって、修めた心理学を生かしつつ上司や同僚として如何に職場の仲間の役に立てるのか、認定心理士のアイデンティティを再確認できる場にもなりそうです。

体験型であるという特徴から、残念ながら分科会部分の内容については参加人数を少数に制限せざるを得ません。このため体験型研修の場である分科会については、認定心理士または認定心理士(仮)の皆さんに限定して申し込みを受け付けることになりました。もちろんのこと、ご講演への参加のみでも学ぶところは大いにあると思います。

先述のとおり、大変に有意義かつ希少なワークショップの機会です。また、今回のワークショップは本会の母体である日本心理学会の全面的なバックアップを得て、懇親会まで含めて完全無料です。奮って、そして特に体験型研修にも参加希望の方はお早目に、お申し込みください。

(田中 芳幸)

  • 認定心理士の会「関西ワークショップ」認定心理士の会 主催(同幹事会 企画)
    /立命館大学総合心理学部 共催
  • 実践!こころを支える心理学‐メンタルヘルスを維持・増進するための心理学ワークショップ‐
    • :「ストレスチェックとメンタルヘルスの維持増進」
      津田 彰氏(久留米大学教授・日本心理学会「心理学研究」編集委員会副委員長)
    • 分科会 A と B とを入れ替え制にて両方参加していただきます。
    • 「働く人のこころとからだの早期健康チェックを用いたストレスチェックの実践」
      津田 彰氏(前掲)・伏島 あゆみ氏(金沢工業大学講師)
    • 「“職場”の事例を対象とした検討とロールプレイ」
      菅 佐和子氏(京都橘大学教授)

  • ※ワークショップ終了後に、会場となるキャンパス内で懇親会も予定しています。
  • 立命館大学 大阪いばらきキャンパス
    AN 棟 2 階 AN211 教室
    認定心理士を対象にしたワークショップ(体験型の研修会)

    〒567-8570 大阪府茨木市岩倉町 2-150 JR 茨木駅から 徒歩約 5 分
    阪急電鉄南茨木駅から 徒歩約10分または京阪バス約 5 分
    (立命館大学[岩倉公園前]下車)/大阪モノレール宇野辺駅から 徒歩約 7 分
    JR 高槻駅から 徒歩約 5分(改札口出て右(東口)。エスカレーターを降り て線路に沿って進む) ※アクセスの詳細は、 http://www.ritsumei.ac.jp/rs/r2020/campus/oic/access/map.html をご参照ください。
    • 定員 講演会 350 名 分科会 60 名(先着順)講演会のみの参加も受け付けいたします。
    • 参加希望の方は、メールでjpa-ninnokai-event@psych.or.jp まで、件名「9.17. ワークショップ参加希望」とし、以下の項目を本文に記入してご送信ください。
      1. 1. 認定心理士登録番号(認定番号)
      2. 2. 氏名
      3. 3. メールアドレス
      4. 4. 分科会参加希望の有無
      5. 5. 懇親会参加希望の有無

※参加希望の方は必ず事前にお申し込みください。
お申込みいただいていない方は、ご入場いただけない場合がございます。

今号では、認定心理士の会キックオフシンポジウムの内容、反響、そして認定心理士間の繋がりを育む「認定心理士の仲間たち」のコーナーと、盛りだくさんの内容でした。
「関西ワークショップ」の詳細も明らかとなり、9 月もまた会員の皆様に会えることを今から楽しみにしています。

認定心理士の会の会員数も、現在では 2,000 名を超えました。そして会員数は今後ますます増えることが予想されます。全国規模でのネットワーク構築、そして「つながり」から生まれる様々な活動、なんだかとてもワクワクしています。

本会設立の発起人である佐藤隆夫先生(立命館大学教授・日本心理学会学術担当常務理事)はニューズレター0 号の中で「学会がやってくれる、といった受け身の姿勢ではなく、自分から進んでネットワークを構築し、そこからの活動を繰り広 げる、そうした意識で、『認定心理士の会』を活用して頂けたら、ほんとうに嬉しい限りです」と仰っていました。徐々にかたちが見えてきた認定心理士の会をぜひ活用して、会員の皆様相互で交流を活性化し、心理学の知識や技術を社会で活用してくださることが幹事一同の願いです。認定心理士の会を、これからも皆様の力で盛り立てて頂けたらと思います。

(高瀬 堅吉)

※会員数が 2,000 名超えたため、メーリングリスト機能の都合上、今号のニューズレターよりファイル添付ではなく URL をお知らせする形で の配信とします。宜しくお願い申し上げます。

  • 幹事会メンバー
    幹事会メンバー
    キックオフシンポジウム懇親会終了後に撮影)
  • 幹事会の様子(日本心理学会事務局会議室にて撮影)
    幹事会の様子
    (日本心理学会事務局会議室にて撮影)
  • 認定心理士の会幹事会〒113-0033 東京都文京区本郷5-23-13田村ビル内公益社団法人日本心理学会事務局jpa-ninteinokai@psych.or.jp
  • 認定心理士の会幹事会

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