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認定心理士の会×新曜社 新刊連動講座『離婚を経験する親子を支える心理教育プログラム FAIT-ファイト-』刊行記念イベント
親の声,子どもの声,社会の視点から考える 離婚の心理支援
2023年10月8日(日) 10:00―12:00(開場9:50)
ZOOMオンライン会場(定員500名・参加費無料)
親の離婚を経験する子どもの数は年間19万人前後。離婚を経験する家族が抱える問題もそれぞれ複雑で,心理的支援のニーズが高まっています。本書でご紹介した「FAIT(ファイト)」は離婚にフォーカスした心理教育プログラム。ネガティブなイメージで語られがちな離婚ですが,FAITでは家族のかたちが変わる「移行期」ととらえ,特に子どもの視点を大切に,親と子どもそれぞれにとっての離婚のプロセスに寄り添いながら支援をおこなっています。この講座では,本書の編著者で心理職として臨床にも携わるFAITのファシリテーター3名が,FAITに参加した親子の声,実践で感じたことを交えて,支援のあり方をお話します。離婚にかかわるしくみや制度も移行期にあるいま,家族をとりまく社会という視点も含めて,参加者の皆さんと意見交換できればと思います。ご参加をお待ちしています。
書籍を特別価格にて販売します。
新刊『離婚を経験する親子を支える心理教育プログラム FAIT-ファイト-』
定価2,860円→特別価格2,288円(税・送料無料)
購入方法は下記特設ページよりご覧ください。
https://bit.ly/3K30eTK
購入期限:2023年10月31日(火)
9:50 開場
10:00 開会挨拶
10:05-10:25
福丸 由佳 先生(白梅学園大学)
『移行期としての離婚とFAITプログラムの概要』
離婚をとりまく日本の現状を概観したうえで,日米の社会文化の差異を踏まえて日本に導入したプロセスやプログラムの概要についてご紹介します。また,喪失や逆境的体験などの心理学の知見から,親と子ども双方にとっての離婚がどのようにとらえられるのかをみていきます。
10:25-10:50
山田 哲子 先生(立教大学)
『離婚を経験する親の声を聴く』
FAIT プログラムでは,親が支えられることで子どもに適切に対応できるようになることを目的としています。親たちは,どのように自身の離婚を振り返り,その体験を言葉にするのでしょうか。さまざまな立場の親たちの声を聴きながら,どのような心理的支援が必要なのか考えます。
10:50-11:15
曽山 いづみ 先生(神戸女子大学)
『親の離婚を経験する子どもの声を聴く』
子どもにとっても親の離婚は大きな出来事です。親の離婚をどのように経験してきて,それをどのように意味づけているかも本当にさまざまです。FAIT プログラムでの実践の様子や子どもへのインタビュー調査で語られたことも紹介しつつ,子どもにとっての「離婚」という経験について考えます。
11:15-11:30
福丸 由佳 先生(白梅学園大学)
『社会の中で離婚をとらえる』
離婚は,家族関係の問題としてだけとらえられるものではなく,家族をとりまく社会のありようが大きくかかわるライフイベントです。子どもにとっての保護的体験や子どもの声を聴くこと,といった今日的なテーマを踏まえつつ,これからの支援の課題などについて論点を整理します。
11:30-11:55 質疑応答
11:55 閉会挨拶
認定心理士の会会員及び学会員の方はどなたでもご参加いただけます。
なお,認定心理士の方が参加する場合は,認定心理士の会(無料)もしくは日本心理学会への入会が必要となります。是非この機会にご入会をご検討ください。「認定心理士の会」へ入会ご希望の方は,
jpa-ninteinokai@psych.or.jpまで。
下記の「お申し込みはコチラ」からアクセスし,該当の「イベント名」と「開催日」をご確認の上,必要事項を入力してお申込みください。
公益社団法人日本心理学会 認定心理士の会、株式会社 新曜社
公益社団法人日本心理学会 認定心理士の会
jpa-ninnokai-event@psych.or.jp