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災害碑発掘プロジェクト
災害碑発掘プロジェクト:災害の記憶を未来に届けるために
背景
災害の記憶が途絶えることのないよう、日本全国に災害碑が建てられています。災害碑は、災害を忘れてしまうことのないように、災害はいつでも起こりえることを常に意識しておくために地域の先輩が残してくれた貴重な備えです。しかし、東日本大震災でも西日本豪雨災害でも、災害碑が機能しなかった例が報告されています。なぜでしょう。そしてどうすれば機能を発揮してくれるのでしょうか。この問題を、認定心理士によるシチズンサイエンスの力で解決しませんか?
目的
まずは、身近な災害碑を見つけ出して、地図上にマッピングすることから始めます。土地勘のあるご近所の災害碑を見つけ、位置情報をスマホで特定し、書かれている内容を記録していただきます(ステップ1)。次に、その地域の住民の皆さんが、どの程度、その災害碑の存在・内容をご存知か、調査していただきます(ステップ2)。
その上で、災害碑が機能しなかったのはなぜか、どうすれば機能を発揮してくれるのかを明らかにするには、この後どうしたらよいかをともに考え、未来の人たちに災害の記憶をきちんと届けるための共創・共栄のプロジェクトにしていきたいと考えております。