行事案内
高校生講座2024|開催企画校:広島国際大学
8月3日(土) 10:25―16:15(開場10:00)
広島国際大学呉キャンパス3号館3102教室
〒737-0112 広島県呉市広古新開5-1-1
https://www.hirokoku-u.ac.jp/access/kure.html
【アクセス方法】
JR新広駅から徒歩約7分
150名
菱村 豊(広島国際大学)
10:30-11:20
空間の心理学 大藤 弘典(広島国際大学)
日常生活において,場所や物の配置は私達の生活を彩る重要な要素です。迷子になったり,物を見つけられなくて困ったりすることもあれば,一方で空間のレイアウトや物の配置を工夫することで,生活を便利にすることもできます。この講義では,空間をキーワードにして,身の回りの環境が人々の心理や行動とどう関わるかをお話します。
11:30-12:20
青年心理学 高澤 健司(福山市立大学)
「キャリア」という言葉をよく耳にしますが,キャリアとはどういう意味なのでしょうか。そしてキャリアを通して見えてくる「自分」とは何なのでしょうか。青年心理学では「自分」の揺れ動きをさまざまな視点からとらえています。今回はその心の揺れ動きをどうやってとらえていくかについて考えてみます。
13:20-14:10
矯正心理学 中島 学(福山大学)
最大の失敗が犯罪や非行であるとすると,その立ち直りから学ぶべきことはたくさんあるように思います。犯罪や非行に陥った人は、そこからどのようにして,立ち直り,社会復帰していくのか,また,その「立ち直り」には何が必要とされるのか,立ち直りの道筋と支援のあり方についてお話しいたします。
14:20-15:10
感情心理学 古満 伊里(広島修道大学)
「アリピ」と「ドロル」,ともに日本語としての意味はありません。でもどちらか一方の単語がもう一方の単語よりも明るくて楽しそうに感じませんか?本講義では,このような音声に対する感情がその音を発声するときの表情に由来し,逆に感情を表す表情が音声としての言葉を形作るという仮説を感情心理学の観点から解説します。
15:20-16:10
異常心理学 義田 俊之(比治山大学)
誰でも経験する気分の落ち込みが,「よくあること」ですむこともあれば,支援が必要なほど重くなることもあります。私たちの心理や行動は,何が正常で何が異常なのか,それをどう捉えるか。異常はなぜ起き,どうつきあえばいいのか。こうした問題の見通しをよくしてくれる異常心理学を,研究で得られた知見とともにご紹介します。
昼食は学食や近くの飲食店を利用ください。
共催:中国四国心理学会