行事案内
高校生講座2024|開催企画校:北海道医療大学
9月22日(日) 10:00―16:00(開場9:30)
北海道大学農学部大講堂
〒060-0809 札幌市北区北9条西9丁目 北海道大学農学部
https://www.hokudai.ac.jp/bureau/property/agr/access/
【アクセス方法】
JR「札幌駅」下車,徒歩13分
市営交通・地下鉄南北線「さっぽろ駅」下車 徒歩15分,「北12条駅」下車 徒歩11分
198名
冨家 直明(北海道医療大学)
西郷 達雄(北海道医療大学)
10:00-10:50
学習心理学 福田 実奈(北海道医療大学)
「学習」と聞いたときに皆さんは学校の勉強を思い浮かべるかもしれません。しかし,心理学における学習はもっと広い意味で,経験によって生じる行動の変化のことを言います。この講義では,カフェインレスコーヒーでもカフェイン入りのコーヒーと同じような効果が生じるなど,身の回りの「学習」についてお話します。
11:00-11:50
生理心理学 橋本 久美(札幌国際大学)
生理心理学では,目には見えない心の働きがどのように身体に反映するかを追求します。私は最近VR世界でのコミュニケーションについて研究しています。本日は,脳波計測のデモンストレーションをした上で,人との相互コミュニケーションが脳波にどんな変化をもたらすかを皆さんと一緒に考えたいと思います。
13:00-13:50
教育心理学 水野 君平(北海道教育大学旭川校)
いじめは学校における問題の1つであり,世界的に解決に向けて取り組まれている問題でもあります。心理学の研究でも,いじめ問題を扱った研究が多くなされています。なぜいじめをしてしまうのか,いじめの影響はどのようなものか,いじめが減る要因は何か,など様々なことが研究されています。この授業ではいじめについて教育心理学の立場から紹介していきたいと思います。
14:00-14:50
発達心理学 鶴見 周摩(北海道大学)
発達とは何かと考えると,何かできるようになることを想像すると思います。しかし,生まれたばかりの赤ちゃんを調べてみると,“できた”ことが“できなくなる”という想像とは真逆のことが起きたりもしています。この講義では,成人と乳児の心の働きを比較することで,乳児期における心の発達を考察します。
15:00-15:50
認知心理学 河原 純一郎(北海道大学)
認知心理学は,わかる,おぼえる,考える,判断するといった知的活動を扱う心理学の一分野です。この講義では,身の回りのできごとや広告,日用品の開発と認知心理学の関わりについて取り上げ,わかること,気づくことと人間の注意のはたらきを解説します。
企画は北海道医療大学ですが,会場は北海道大学農学部となります。お間違えのないようお越しください。
共催:北海道医療大学・北海道大学文学部