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2012年度 公開シンポジウム

※終了しました。2013年度の予定は,決まり次第,掲載します。


2012年度の公開シンポジウムは,以下のように実施いたします(入場無料・一般公開)。


  1. 1. 社会のための心理学シリーズ


  2. 2. 基礎心理学の展開シリーズ(終了)


  3. 3. 高校生のための心理学講座シリーズ「心理学と社会――こころの不思議を解き明かす――」(終了)



負の連鎖を断ち切ることはできるか――児童虐待からの再生――

負の連鎖を断ち切ることはできるか――児童虐待からの再生――

東京会場(先着400名)(終了しました)
2012年6月24日(日) 14:00―17:00
伊藤国際学術研究センター地下2F伊藤謝恩ホール
〒113-8656 東京都文京区本郷7
・本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線)徒歩8分/本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線)徒歩6分
http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html

京都会場(先着300名)(終了しました)
2012年11月18日(日) 14:00―17:00
同志社大学今出川キャンパス 明徳館21番教室
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601
・烏丸線今出川駅(京都市営地下鉄)1番、3番出口からすぐ
http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html

児童虐待が増え続けている。児童相談所の相談件数は1990年当時1100件だった。2011年では5万5千件と50倍もの数字にはねあがった。心ない親の扱いの中で子どもが心身ともに傷ついていく。幼い頃の虐待は脳にも深刻なダメージを与える。被虐待児の社会復帰までの物語と、虐待のもとでの脳への影響、さらに、児童虐待からの再生力、回復力について3名の話題提供者が語る。これを踏まえて、子どもの再生の可能性について脳科学者の指定討論を皮切りに被虐待児の復帰や支援の在り方を探り、会場の皆様と討論する。

仁平義明(白鴎大学)
内田伸子(お茶の水女子大学)

内田伸子

「子どもは変わる・大人も変わる―児童虐待からの再生」
内田伸子
姉は6歳、弟は5歳までネグレクトされた姉と弟が救出された。身長も体重もせいぜい1歳レベル、ことばもなく歩行もできない。この二人の社会復帰まで心理学者が心をこめて15年間の補償教育に取り組んだ。二人の社会復帰までの物語を通して、虐待からの再生について考え、虐待された子どものケアの方途を探る。
「いやされない傷―児童虐待と傷ついていく脳」
友田明美(福井大学)
子どもの頃に受けた、身体の傷はいつか癒えたとしても、心に負った傷は目に見えないところで子どもの人生を蝕んでいく。虐待された子どもの脳がいかに傷つき、どのような発達障がいを起こすのかヒトの「こころ」の摩訶不思議な脳神経科学的な働きについて、米国ハーバード大学との共同研究に寄って明らかになってきたことを、虐待と脳発達の臨界(敏感)期との関係を明らかにする。
「子どもの虐待と心の回復(リジリエンス)の指標」
仁平義明
虐待のもとで生き延びた子どもが再生することがある。暴力、養育放棄、心理的暴力や性的虐待を受けても、その連鎖を断ち切り心豊かな大人に成長し、よき親になっていく場合がある。なぜ再生は可能なのか?子どもの自生的成長力や回復力の秘密を探る。

渡邊正孝(東京都医学総合研究所)

お申込みはE-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,参加希望日・シンポジウム名を明記の上,住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。

  • 各シンポジウムごとにお申込を受け付けております。他のシンポジウムへの参加を希望される方は,別途お申込みください。
  • お申し込みいただいた方から順に,シンポジウム開催1か月前より受付番号をお知らせします。
  • 手話通訳を希望される方は,事前に日本心理学会事務局へご相談ください。


風評被害の心理学

風評被害の心理学

福岡会場(先着216名)(終了しました)
2012年9月29日(土)14:00―17:00
九州大学箱崎キャンパス文系地区 共通講義棟101教室
〒812-8581 福岡県福岡市東区箱崎6-10-1
・福岡市営地下鉄貝塚駅または箱崎九大前駅下車徒歩10分(文系中門より入って左側)
http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html

福島会場(先着288名)(終了しました)
2012年12月1日(土)13:00―16:00
コラッセふくしま 4F 多目的ホール
〒960-8053福島県福島市三河南町1番20号
JR福島駅(東北新幹線,東北本線,奥羽本線)西口より徒歩3分
http://www.corasse.com/category/access

風評という表現が“rumor”,つまり根拠のない「うわさ」の訳であることを考えると,もはや「風評被害」の名前でカバーできない多様な現象が原子力発電所事故によって起こっている。今回の被害の範囲は,農林漁業,牧畜,観光,商工業さまざまな仕事に及んだ。風評被害は,心理学的には異常な現象ではなくまったく自然な現象だといえる。風評被害の心理的メカニズム,原因と促進要因,そして対応や支援について考えていく。

仁平 義明(白鴎大学)

「般化被害としての風評被害」
仁平 義明
「立地町の復興という視点からみた風評被害」
首藤 由紀(社会安全研究所)
「風評被害――そのメカニズムと対策を考える――」
関谷 直也(東洋大学)
「風評被害と報道について」
大瀧 順朗(下野新聞社)

お申込みはE-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,参加希望日・シンポジウム名を明記の上,住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。

  • 各シンポジウムごとにお申込を受け付けております。他のシンポジウムへの参加を希望される方は,別途お申込みください。
  • お申し込みいただいた方から順に,シンポジウム開催1か月前より受付番号をお知らせします。
  • 手話通訳を希望される方は,事前に日本心理学会事務局へご相談ください。


犯罪と被害防止に貢献する心理学

犯罪と被害防止に貢献する心理学

京都会場(先着360名)(終了しました)
2012年6月9日(土)14:00―16:30
京都教育文化センター 2F ホール
〒606-8397 京都府京都市左京区聖護院川原町4-13
・京阪電鉄鴨東線 神宮丸太町駅 5番出口 徒歩3分
http://www2.odn.ne.jp/kyobun/

東京会場(先着500名)(終了しました)
2012年11月17日(土)14:00―16:30
東京大学駒場キャンパス 13号館2F / 1323教室
〒153-8902東京都目黒区駒場3-8-1
・京王井の頭線 駒場東大前駅東大口下車 徒歩5分
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_12_j.html

心理学の社会貢献は様々な形があるが,犯罪とその被害防止に貢献することには大きな社会的意味がある。本公開シンポジウムでは,司法面接法の研究と実践を行っている,北海道大学の仲 真紀子氏、犯罪の被害・加害防止のための対人関係能力育成プログラムの開発を行っている福岡教育大学の小泉 令三氏,犯罪心理学の研究を行っている法政大学の越智 啓太氏に話題提供をして頂く。

箱田 裕司(九州大学)

「司法面接の実践と問題」
仲 真紀子(北海道大学)
「加害防止のための対人関係能力育成プログラム」
小泉 令三(福岡教育大学)
「心理学を使って犯罪を捜査する」
越智 啓太(法政大学)

お申込みはE-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,参加希望日・シンポジウム名を明記の上,住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。

  • 各シンポジウムごとにお申込を受け付けております。他のシンポジウムへの参加を希望される方は,別途お申込みください。
  • お申し込みいただいた方から順に,シンポジウム開催1か月前より受付番号をお知らせします。
  • 手話通訳を希望される方は,事前に日本心理学会事務局へご相談ください。


心理学における動物実験の実際――動物実験の供覧,ビデオ鑑賞,実験シミュレーションを含む――

心理学における動物実験の実際――動物実験の供覧,ビデオ鑑賞,実験シミュレーションを含む――

2012年9月23日(日) 13:00―17:00(12:00開場)(先着450名)(終了しました)
兵庫医療大学 P棟 オクタホール
〒650-5830 兵庫県神戸市中央区港島1丁目3-6
・ポートライナー みなとじま(キャンパス前)駅下車,西へ徒歩10分
http://www.huhs.ac.jp/index.php/access/detail-map.html

人間の心の働きについて研究するのが心理学。でもなぜ動物実験? この疑問にお答えするためのシンポジウムを企画しました。心理学の動物実験はネズミを対象にすることが多いですが,その理由は実験の統制に有利だということのほかに,ネズミは言葉を使わず,人の顔色を見たりせず,嘘をつかないという利点があるからです。「百聞は一見にしかず」。科学としての心理学は,動物を対象に実験することで達成できるはずです。

磯 博行(兵庫医療大学)

「今,心理学にとってなぜ動物実験が必要なのか?」
磯 博行
「心は脳にある。時間評価の行動科学と行動神経科学」
畑 敏道(同志社大学)
「動物だって心の病になる。マウスの行動病理モデル」
土江 伸誉((株)行医研)
「行動を変えよう。行動変容の基礎としての実験的行動分析」
吉野 俊彦(神戸親和女子大学)

お申込みはE-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,参加希望日・シンポジウム名を明記の上,住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。

  • 各シンポジウムごとにお申込を受け付けております。他のシンポジウムへの参加を希望される方は,別途お申込みください。
  • お申し込みいただいた方から順に,シンポジウム開催1か月前より受付番号をお知らせします。
  • 手話通訳を希望される方は,事前に日本心理学会事務局へご相談ください。


選択の科学――心理学から見た行動経済学――

選択の科学――心理学から見た行動経済学――

2012年9月29日(土)
13:30―17:30(13:00開場)(先着150名)(終了しました)
(定員に達し,キャンセル待ちでの受付を行っています)
慶應義塾大学北館ホール(三田キャンパス)
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
・JR山手線・京浜東北線 田町駅下車,徒歩8分
・都営地下鉄浅草線・都営地下鉄三田線 三田駅下車,徒歩7分
・都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅下車,徒歩8分
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html

心理学も経済学も,選択行動,報酬や強化,価値という共通のテーマを持っています。現在の行動経済学は,そうしたテーマに関わる心理学の知見を積極的に経済学に取り入れることで成立してきました。その一方で,経済学の知見もまた,心理学におけるこれら3つのテーマの研究に影響を与えてきました。本シンポジウムでは,時間選好,需要関数,曖昧選択に関わる心理学的研究から,両学問間の交流の一端を眺めてみたいと思います。

坂上貴之(慶應義塾大学)

「時間の経過による価値の変化を測る」
佐伯 大輔(大阪市立大学)
「個体の需要の分析」
恒松 伸(立命館大学)
「曖昧選択と質問紙への回答」
増田 真也(慶應義塾大学)

お申込みはE-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,参加希望日・シンポジウム名を明記の上,住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。

  • 各シンポジウムごとにお申込を受け付けております。他のシンポジウムへの参加を希望される方は,別途お申込みください。
  • お申し込みいただいた方から順に,シンポジウム開催1か月前より受付番号をお知らせします。
  • 手話通訳を希望される方は,事前に日本心理学会事務局へご相談ください。


「心理学と社会――こころの不思議を解き明かす――」

「心理学と社会――こころの不思議を解き明かす――」

アメリカなどでは高校から心理学が授業科目にありますが、日本では公民などで心理学の内容を部分的に扱うほか,学校設定科目としている高校が少数あるにすぎません。また、心理学というと「黙って座ればピタリとあたる」八卦見のような誤解が市民たちにあり、エビデンスに基づく科学的思考を育てるという心理学の中心部分については殆ど知られていない状況です。
そこで、心理学について「こころの不思議を解き明かす」領域であることを高校時代から理解を持ってもらうため、そして、1人でも心理学分野に興味を持つ方が増えることを期待して,“高校生”と“心理学を教えたいと考える高校教員”を対象に、「心理学入門講座」を開講いたします。どなたにでもわかりやすく,楽しい講座を企画いたしました。多くの方のご参加をお待ちしております。

・心理学に興味のある高校生,進路に悩む高校生,心理学の知識を現場で活かしたい教職員の方,
・一般の方,認定心理士の方,会員の方等,
どなたでも応募可能です。

各講座の概要は,以下の通りです。また「詳細」をクリックすると,各地区ごとの講座の詳細を記したPDFファイルをダウンロードすることができます。

地区 テーマ & 講師 日時 会場th>
1. 北海道
詳細
(終了)
阿部 純一 【心理学とは】 戸田 まり 【発達心理学】 8/14(火)
8/15(水)
北海道大学
学術交流会館
第一会議室
仲 真紀子 【認知心理学】 濱 保久 【社会心理学】
邑本 俊亮 【教育心理学】 風間 雅江 【臨床心理学】
2. 東北
詳細
(終了)
田島 裕之 【「心」の調べ方】 邑本 俊亮 【教育心理学】 8/12(日)
8/13(月)
東北大学
片平さくらホール
2階会議室
行場 次朗 【認知心理学】 吉田 綾乃 【社会心理学】
越中 康治 【発達心理学】 佐藤 静 【臨床心理学】
3. 関東I
詳細 (終了)
池田 まさみ 【心理学研究法】 森 津太子 【社会心理学】 9/15(土)
9/16(日)
十文字学園女子大学
9417教室
高比良 美詠子 【現代心理学】 伊藤 美奈子 【臨床心理学】
内田 伸子 【発達心理学】 市川 伸一 【教育心理学】
4. 関東II
詳細
(終了)
仁平 義明 【心理学の見方・考え方】 坂本 真士 【臨床心理学】 8/18(土)
8/19(日)
白鷗大学
東キャンパス
201教室
安藤 清志 【社会心理学】 長谷川 寿一 【進化心理学】
内田 伸子 【発達心理学】 仁平 義明 【認知心理学】
5. 中部
詳細
(終了)
平石 賢二 【発達心理学】 唐沢 穣 【社会心理学】 8/4(土)
8/5(日)
名古屋大学
文学部237教室
石井 秀宗 【計量心理学】 川口 潤 【認知心理学】
大平 英樹 【神経生理心理学】 森田 美弥子 【臨床心理学】
6. 関西
詳細
(終了)
北岡 明佳 【知覚心理学】 日野林 俊彦 【発達心理学】 6/23(土)
6/24(日)
同志社大学
新町キャンパス
臨光館 301教室
藤田 和生 【比較心理学】 村上 幸史 【社会心理学】
鈴木 直人 【感情心理学】 佐々木 淳 【臨床心理学】
7. 中国・四国
詳細
(終了)
杉村 和美 【発達心理学】 森田 愛子 【教育心理学】 9/22(土)
9/23(日)
広島大学
東広島キャンパス
教育K201教室
※会場詳細
樋口 匡貴 【社会心理学】 石田 弓 【臨床心理学】
大塚 泰正 【健康心理学】 湯澤 正通 【学習心理学】
8. 九州・沖縄
詳細
(終了)
田中 孝志 【教育心理学】 井上 哲雄 【臨床心理学】 9/22(土)
9/23(日)
西南学院大学
2号館
201教室

※会場が変更になりました
(2012年8月3日)
柳澤 さおり 【社会心理学】 大靏 香 【発達心理学】
箱田 裕司 【認知心理学】 續木 智彦 【スポーツと心理学】

お申込みはE-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,参加希望日・シンポジウム名を明記の上,住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。

  • 各シンポジウムごとにお申込みを受け付けております。他のシンポジウムへの参加を希望される方は,別途お申込みください。
  • お申し込みいただいた方から順に,シンポジウム開催1か月前より受付番号をお知らせします。
  • 手話通訳を希望される方は,事前に日本心理学会事務局へご相談ください。

2011年度までの公開シンポジウムについては,こちらをご覧ください。