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2014年 我が国における性犯罪者の処遇プログラムとその効果
東京会場(定員210名) ※終了しました
2014年7月12日(土) 14:00-17:00
※開始時間が14時に変更となりましたのでご注意ください。
筑波大学東京キャンパス文京校舎134講義室
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
丸ノ内線茗荷谷駅下車「出口1」徒歩2分
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
2004年に発生した奈良の女児誘拐殺害事件が再犯者によるものであったことから,性犯罪者処遇の充実を求める声が高まり、法務省は2006年から刑務所や保護観察所などの司法施設において、海外の認知行動療法プログラムを参考に構築した性犯罪者処遇プログラムの実施を開始した。従来からこうした施設では職業訓練や生活指導などが行われており、また、個別的に臨床心理学的支援も試みられてきたが、理論と実証に基づいて処遇プログラムを組み、その効果検証までを行うという科学的な犯罪者処遇計画は我が国では初めてのこともあり、注目を集めてきた。最近、このプログラム受講者の出所後を追跡した再犯検証結果なども報告され始め、その有効性が改めて論議されている。こうした犯罪者処遇プログラムは他の罪種にも拡大される方針だが、いずれも認知行動療法を基盤とした心理学的アプローチであることから、矯正分野における心理学の有効性が試されている重要な社会実験とも言える。本シンポジウムでは,こうした性犯罪者処遇プログラムに関わる取り組みを主題として取り上げる。
大渕憲一(東北大学文学研究科教授)
日笠和彦(川越少年刑務所教育部長 前法務省矯正局成人矯正課補佐官)
大渕憲一(東北大学文学研究科教授)
妹尾栄一(茨城県立こころの医療センター第三医療局長)
日本における性犯罪者処遇プログラムの導入
寺田 孝(府中刑務所 教育専門官)
日本における性犯罪者処遇プログラムの実際
猪爪祐介(法務省矯正局成人矯正課法務事務官)
日本における性犯罪者処遇プログラムの効果検証
箱田裕司(京都女子大学発達教育学部教授)
幼児の語彙爆発の背景にある新事実
小林 哲生(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
刑事法廷での量刑判断は座席と利き手の左右に左右される
山田 祐樹(九州大学)
顔はことばにすると覚えにくい
北神 慎司(名古屋大学)
お申込みはE-mail( jpa-event@psych.or.jp ),Fax,往復はがきで,参加希望日・シンポジウム名を明記の上,住所・氏名・年齢と,日本心理学会会員の方は会員番号,認定心理士の方は認定番号をお知らせください(E-mailでの申込時は,件名に希望日・シンポジウム名をご記入ください)。
- 参加希望の方は必ず事前にお申し込みください。お申込みいただいていない方は,ご入場いただけない場合がございます。
- 各シンポジウムごとにお申込みを受け付けております。他のシンポジウムへの参加を希望される方は,別途お申込みください。
- お申込みいただいた順に,受付番号をお知らせします。
- 手話通訳を希望される方は,事前に日本心理学会事務局へご相談ください。