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行事案内

高校生講座2023|開催企画校:中央大学

日時

2024年3月9日(土) 10:00―15:50

会場

中央大学後楽園キャンパス6号館 6209教室
〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27
https://www.chuo-u.ac.jp/campusmap/kourakuen/

定員

100名

お申し込み

お申し込みはコチラ ※お申し込みは6月15日からとなります。
※なお,親子や友人同士など,複数名での参加をご希望の場合は,おひとりずつ個別にお申し込みください。

注意事項

テーマ・講師

10:00-10:50

知覚心理学 井手正和(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)

私たちは、なにげなく見て、触れ、聞くことで感じ取る周囲の世界こそ、実在する世界そのものだと素朴に考えています。しかし、こうした知覚世界は、脳における処理を経てつくられた、一種の“仮想現実”だといえます。本講義では、こうした知覚が形成される背景となる脳の処理を解説します。

11:00-11:50

臨床心理学 中村菜々子(中央大学)

臨床心理学と聞くと、「カウンセリング」や「公認心理師」「臨床心理士」といった言葉が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。授業では臨床心理学の専門家がどのような職場で働いているのか、カウンセリングではどのようなことが行われているのか、そして専門的な職業活動を支えるための基盤として、どういった研究が行われているのかといったお話ができればと思っています。

13:00-13:50

社会心理学 安野智子(中央大学)

世の中から偏見や差別がなくならないのはなぜでしょうか。フェイクニュースや怪しい広告に騙されてしまうのはなぜでしょうか。もらうときの1万円より、払わなくてはいけない1万円のほうが価値がある気がしてしまうのはなぜでしょうか。この講義では、さまざまな認知的バイアスの事例を紹介しながら、人間のものの見え方の「癖」がもたらす社会的な影響について考えていきたいと思います。

14:00-14:50

神経心理学 緑川晶(中央大学)

見たり聞いたり、悲しんだり喜んだりといった私たちの心のはたらきは脳によって支えられていますが、そのことを普段の生活から知ることは容易ではありません。しかし、病気や怪我によって脳がいつも通り働かなくなることがあります。授業では、そのような方々の様子を通じて私たちの心の働きを再確認してみたいと思います。

15:00-15:50

デザイン心理学 小山慎一(筑波大学)

「デザイン」も「心理学」も高校生には身近なようでよくわからない不思議な言葉かもしれません。電化製品、案内表示、広告、インターネット通販などの事例を通じて、身の回りのものを魅力的で使いやすく、安全なものにするために心理学がどのように役立っているか、紹介したいと思います。

企画・司会

緑川 晶(中央大学)
小山慎一(筑波大学)