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行事案内
高校生講座2023|開催企画校:新潟大学
日時
2023年8月6日(日) 10:30―16:20(開場10:00)
会場
新潟大学 駅南キャンパス ときめいと
〒950-0911 新潟県新潟市中央区笹口1丁目1 プラーカ12F
https://www.niigata-u.ac.jp/university/facility/tokimate/access/
定員
100名
お申し込み
お申し込みはコチラ
※お申し込みは6月15日からとなります。
※なお,親子や友人同士など,複数名での参加をご希望の場合は,おひとりずつ個別にお申し込みください。
注意事項
JR「新潟駅」南口から徒歩3分
・筆記用具をご持参ください。上履きは必要ありません。
テーマ・講師
10:30―11:20
心理学史:心理学はどんな科学か? 新美 亮輔(新潟大学)
心理学は「心の科学」です。でも,誰だって自分や他人の心について考えながら生きていますよね。それに,たとえば哲学者や宗教者だって,昔から人間の心や精神について深く考えてきました。心理学は,哲学や宗教とは何が違って,何が同じなのでしょうか。心を科学的に研究するとはどういうことか,考えてみましょう。
11:20-12:10
認知心理学:知的活動のしくみ 新国 佳祐(新潟青陵大学)
記憶や問題解決、言語使用など、人間の高度な知的活動の仕組みについて解明しようとする心理学の分野を認知心理学といいます。本講義では、いくつかの心理学実験のデモンストレーションを通して認知心理学に親しんでいただくと同時に、皆さんの日常生活や勉強に役立つ研究知見を紹介したいと思います。
13:30―14:20
パーソナリティ心理学:性格を探る 並川 努(新潟大学)
「まじめ」「やさしい」「明るい」など,性格に関する言葉は,日常的にもよく用いられています。しかし,性格とは何なのでしょうか。この講義では,心理学の分野で性格(パーソナリティ)がどのように捉えられてきたのかについて見ていくことで,あらためて身近な「性格」について考えて行きたいと思います。
14:30―15:20
発達心理学:心はいつ生まれるか? 小林 恵(新潟大学)
いま自分に心があることは確信できるとしても,自分がいつから心を持つようになったのか明確に答えることは難しいように思えます。発達心理学は,成長過程において心の諸側面がどのように変化するのかを調べる学問です。今回の講義では,生まれたばかりの赤ちゃんを対象にした研究の例から,私たちの心の起源について考えます。
15:30―16:20
社会心理学:社会的な心 福島 治(新潟大学)
人の反応はそれがどのような社会的状況に置かれているかによって注目すべき特徴が違ってきます。例えば,集団の中では物事の判断が集団内の他のメンバーの影響をどのように受けるのか,対人関係の中では個人の考え方が相手の反応にどのように影響するのか,個人的な状況では,他者について考える際にどのような情報が効果をもつのか等と様々です。その辺りをお話しいたします。
企画・司会
福島 治(新潟大学)
中島 伸子(新潟大学)
後援:新潟県教育委員会