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行事案内

高校生講座2023|開催企画校:人間環境大学

日時

2023年8月19日(土) 10:00―16:00(開場9:30)

会場

人間環境大学松山道後キャンパス5F講堂
〒790-0825 愛媛間松山市道後樋又9-12
https://www.uhe.ac.jp/campus/map/dougo.html

定員

120名

お申し込み

お申し込みはコチラ ※お申し込みは6月15日からとなります。
※なお,親子や友人同士など,複数名での参加をご希望の場合は,おひとりずつ個別にお申し込みください。

注意事項

服装は自由、土足可です。
食事をとるスペースはありますが、学食や、学内での販売はありませんので、各自でご用意頂下さい。
近隣に、コンビニエンスストア等はございます。

テーマ・講師

10:00-10:50

脳のかたちとはたらきから心に迫る(神経心理学)
高野裕治(人間環境大学総合心理学部)

「わたしは考える、ゆえにわたしは存在する」と言われ,心のあり方については、これまで様々考えられてきました。現代では、わたしたちの脳のはたらきを解明することで、心について考えることが多くなってきています。この講義では、いくつかの動物の脳の姿やはたらきを観察することで、動物種を超えて存在する心の実体について迫ってみたいと思います。

11:00-11:50

記憶とはどのようなものか?(認知心理学)
田村昌彦(聖カタリナ大学人間健康福祉学部)

日常生活において記憶はとても重要です。例えば,はじめて出会った人と,家族などの親しい人では接し方が違います。しかしこれも“他者についての記憶”がなければ区別することはできません。この講義では心理学の観点から記憶のメカニズムや特性について考えてみます。

13:00-13:50

感覚マーケティングからものづくりまで(マーケティング心理学)
番田清美(人間環境大学総合心理学部)

マーケティングとは、消費者の求めている商品・サービスを調査し,供給する商品や販売活動の方法などを決定することで,生産者から消費者への流通を円滑にする活動です。この調査には、心理学の手法が多用されています。知覚心理学を用いた「感覚マーケティング」と、学生のリサーチに基づく商品化案について紹介します。

14:00-14:50

心理学への誤解と実際(教育心理学)
大久保智生(香川大学教育学部)

心理学は心が読める学問だと勘違いされていることが多いといえます。本講義では、心理学とはどのような学問なのかを説明していきます。具体的には「今どきの子どもや若者はコミュニケーション能力が欠如している」「少年犯罪が凶悪化してきている」などを取り上げ、データに基づいて、心理学は何ができるのかを考えていきたいと思います。

15:00-15:50

ゲームと心理学(臨床心理学)
横光健吾(人間環境大学総合心理学部)

心理学の研究対象は幅広く、身近なゲームも研究対象となりえます。この講義では、日本人中高生10,000名のデータから見えてくる、「ほどほど」のゲームとは何か、そして過度のゲームによって生活に支障をきたしてしまうゲーム障害とは何かについて考え、心の問題に直面する人に対して心理学がどのように役に立つかに迫ります。

企画・司会

佐藤隆夫(人間環境大学)
高野裕治(人間環境大学)

共催・協賛・後援:人間環境大学総合心理学部