日本心理学会とは
倫理委員会
倫理委員会は、心理学の専門職としての会員の行為に関わる倫理問題を包括的に検討するために設定されています。具体的には、倫理綱領や行動規範の制定・改正のための作業部会として、また、倫理的問題が発生した際の対応を協議するための機関として位置づけられています。
会員の処遇他
会員の処遇(2024年3月21日)
公益社団法人日本心理学会理事会は,2024年3月3日,本学会の倫理問題の処理に関する細則に基づき,本学会常務理事会より付議を受け,会員X氏,会員Y氏及び会員Z氏の言動が,本学会の倫理規程「第1章」の「2.個人に対する責任と義務」のうち,「ともに活動する人々の権利を尊重」する義務,および同規程「第3章」の「1.人権への配慮」,「3.権限濫用の禁止」,「4.研究指導上の配慮」,「5.節度をもった関係の維持」に抵触し,また,本学会の「ハラスメント防止に関するガイドライン」の「2. 基本方針」(学会に関わる人たちは,互いが安心して研究活動や学会活動に参加し従事できる環境を作ることに努める)にも抵触するものと認め,X氏及びY氏に対して「厳重注意」,Z氏に対して「注意」とすることを決定し,理事長名の文書により通知いたしました。
なお,理事会は,付帯事項として,上記会員3名に対して,2023年6月総会から2025年6月総会までの期間中,学会を代表して行うものと評価される職務を辞任・辞退するよう申入れ,もし,辞任・辞退の意向が表示されない場合には,本学会において,解任等の措置を検討することを決定しました。
以上につき,上記細則及び理事会の決定に基づき,公表いたします。
2024年3月21日
公益社団法人日本心理学会理事長 阿部 恒之