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認定心理士の方

サイコロロジック・プロジェクト終了について

表記の通り,サイコロロジック・プロジェクトを終了することになりました。参加表明をしていただいた認定心理士の皆様には,ご期待に添うことができず,本当に申し訳ありませんでした。

2020年3月頃から,株式会社電通と公益社団法人日本心理学会・認定心理士の会運営委員会 (以下,本委員会) との間で協議が始まり,「認定心理士の社会実装を目指す」ことを目的として,本プロジェクトが構想されました。2020年11月~12月に学会HPで「サイコロロジック・アドバイザー」(参加者) を募集した結果,272名の方々に応募いただきました。

その後,電通と本委員会関係者の間で,ミーティングが数回行われ,どのような企画を実施していくか,協議が続けられました。当初,企画の候補として挙がっていたのは,相談業務のような内容でした。しかし,ご承知の通り,「認定心理士」とは,公益社団法人日本心理学会が心理学の基礎を学んだことを認める資格であり,相談業務を担えるような技能を認める資格ではありません。したがって,認定心理士の資格に見合った企画案が他にないか,再度検討していただくことになりました。さらに数回の協議を重ねましたが,電通のご要望と,認定心理士ができること,が合致する企画の立案に至ることができませんでした。そのため,これ以上の協議を続けても,電通および本委員会の双方が納得できる企画の実現は現状では難しい,と判断しました。

以上の経緯から,2022年5月17日に電通と日本心理学会の坂上理事長,三浦常務理事(資格担当)とで会談を行い,これまでの経緯を確認した上で,サイコロロジック・プロジェクトを終了させていただくことになりました。

このたび終了決定に至ったことは,サイコロロジック・プロジェクトへの参加を希望し,またご期待くださった方々に対して大変申し訳ないことで,本委員会メンバー一同,真摯に反省しているところです。一方,以上の一連の協議を通して,認定心理士という資格,あるいは心理学という学問が,社会においてどのようなことを期待されているか,ということを改めて議論することができました。本プロジェクトに参加表明された認定心理士の皆様のご要望,電通のご要望などは,認定心理士の会を運営する上で参考にさせていただき,今後の新たな企画立案に少しでもそれを反映させられるよう,努めてまいります。

末筆ながら,今回のプロジェクト実現に向けてご尽力を賜りました,株式会社電通のご担当者様と,本プロジェクトに関与した日本心理学会の関係各位に,心より御礼申し上げます。認定心理士の皆様には,今後も認定心理士の会の活動にご参加,ご協力いただきますよう,よろしくお願い申し上げます。

令和4年7月1日

公益社団法人日本心理学会・認定心理士の会運営委員会

※サイコロロジック・プロジェクト発足時の要項は,下記の通りです。

https://psych.or.jp/authorization/citizen_psycholologic/