認定心理士の会から
「つながり」を深める活動をめざして
2018年4月,認定心理士の会が発足して3年目を迎えました。本会へ入会する認定心理士がますます増えており,幹事の一人として嬉しく感じています。一方で節目となる重要な時期であるような気もしており,今,改めて本会設立時の発起人たちの思いに立ち返りたいと思います。それは,認定心理士一人ひとりが「この会を利用して認定心理士間のネットワークを作っていただき,そのつながりを軸に様々な活動を展開してほしい」というものでした。
これまでの2年間を振り返ると,様々なイベント開催やニューズレター発行,各地方支部会設立等々,よくもまぁこの数年で色々と,とも思いはします。また前号で記したとおり,学会本体のご尽力で本会運営委員会が学会内常置委員会として設立しました。これによって本会と学会との結びつきが強くなり,この3年目からは金銭的にも物理的にも本会の活動を展開しやすくなりました。でもまだまだこれからです。
極論ですが,本会幹事会や運営委員会は完全な裏方になれることが目標かもしれません。我々認定心理士一人ひとりが,地域や職域,学びたいこと(単に気が合うということでも構わないと思います)などをもとにつながり,そのつながりの中で生じる「こんなことをしたい」を幹事会へ伝えて,運営委員会が調整する。そんな状況こそが目指すべきところだと思います。
この3年目は,認定心理士同士がつながる機会へ参加しやすくなるように調整を試みています。具体的には,各地方や全国の企画を別時期にしたり,それで空いた月には「Net de 交流!認定心理士」を開催したりです。ご参加のうえ是非とも「つながり」を深めていただき,「次の地方支部会企画(Net de 交流!)では,こんなことを!」など,ご提案いただきたく存じます。
(認定心理士の会幹事 田中芳幸)
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