公益社団法人 日本心理学会

詳細検索

心理学ワールド 絞込み


号 ~

執筆・投稿の手びき 絞込み

MENU

刊行物

若手の会から

大会における若手の会の活動報告

仙台市で開催された第82回大会は,若手の会発足以降5回目の節目の大会でした。大会1日目には17名の若手がワンショット発表を行い,自身の演題を1分間で宣伝しました。各発表者が1分を最大限に使うために様々な工夫を凝らしていました。また,学部生プレゼンバトルでは10名もの学部生が自身の興味のあるトピックや研究について5分間でプレゼンし,そのスキルを競い合いました。自身がすでに行った実験のデータを披露する発表者も現れ,レベルの高いバトルが繰り広げられました。

2日目,若手の会が今年度新たに日本心理学会の委員会として位置づけられたことを受けて,「日本心理学会若手の会キックオフシンポジウム:若手にとってこれから必要なこと」と題して,多くの若手会員の関心事である「研究費獲得」「留学」「就職活動」について情報共有しました。4名の先生方に話題提供いただき,「移りゆく時代のニーズの中で今後も若手にとって本当に必要なこととは何か?」という質問をめぐってフロアで議論がなされました。

シンポジウムの後には「若手の進路相談会」として,シンポジストと若手の会幹事が参加者からの相談を受ける企画も行い,さまざまな質問が寄せられました。この企画は若手の会企画を運営する側にとっては,多くの若手心理学者と交流する貴重な機会にもなっています。多領域の心理学者が一堂に会する日本心理学会ならではのニーズの多様性を改めて実感し,「当会の若手に資する活動とは何か?」を一層考える機会となりました。

今回汲み上げたものを少しでも運営に活かすことができればと考えています。若手の会の企画について,ご意見やご要望をjpa-ecp@psych.or.jpまで,ぜひお聞かせください!

(若手の会代表幹事 前田駿太・三浦佳代子)

PDFをダウンロード

1