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遠隔心理学 (Telepsychology)
原文はこちら
- 日本語訳(協力:日本心理学会広報委員会)
- 小林 智之(日本学術振興会特別研究員 (PD)/福島県立医科大学医学部)
- 竹林 由武(福島県立医科大学医学部)
このウェブページのコンテンツは,通常はアメリカ心理学会の有料会員向けに提供されていますが,COVID-19の危機の間,すべての読者が利用できるように公開されているものです。生活改善に向けた心理学コミュニティの絶え間ない努力を支援します。
アメリカでは、治療のための遠隔技術(電話,テレビ会議,アプリなど)の利用が増えています。日本におけるあなたの実践のためにも,その可能性や倫理的な問題,適切な機会を探ってください。
有志による日本語訳が提供されているコンテンツ
- COVID-19の流行時に,遠隔健康支援サービスを放棄することが心理学の実践家に意味すること
(What the COVID-19 telehealth waiver means for psychology practitioners) - COVID-19危機の間の遠隔治療と遠隔でのスーパービジョントレーニングプログラム
(Telepractice and telesupervision training programs during COVID-19) - 遠隔心理支援サービスに移行するためのチェックリスト
(Checklist for moving to telepsychological services) - 遠隔心理支援サービスのインフォームドコンセントチェックリスト
(Informed consent checklist for telepsychological services) - 遠隔心理学(Telepsychology)実践のためのガイドライン
(Guidelines for the Practice of Telepsychology)
訳注:以下のコンテンツは,日本語訳は提供されていませんが,アメリカ心理学会のサイトで英語の原文を読むことができます。
- 最新の遠隔治療の解決を比較:
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今回の「技術を知ろう」では,専門家のパネルが 3 つの遠隔治療プラットフォーム(Doxy.me,thera-LINK,Zoom)をレビューします。
- 遠隔心理学:互いの良い関係を維持しながらアクセスを向上させる:
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この研究では,小児患者に遠隔心理支援の介入を用いることの利点と課題を検討しています。
- クライアントが使用するためのモバイルアプリケーション:倫理的配慮と法的配慮
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臨床現場で新しい技術を採用する心理士は,関連する専門家の倫理規定や法的基準を遵守しなければなりません。
- 遠隔での健康関連サービスでリーダーになる
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専門的な実践のAPAチーフ,ジャレッドL.スキリングス博士,ABPPによるGood Practice誌の記事です。
- 心理的健康のためのスマートフォンアプリ:科学的な側面についての概要
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心理学的健康のモバイルアプリケーション(アプリ)に関する文献の概要と,心理学的健康の実践におけるモバイル技術の影響を論じます。
- 協定は資格を持った心理師による州の境を越えた実践を可能する
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APA会長は,PSYPACTは「遠隔心理学の重要な発展」だと言いました。
- 地方のコミュニティ・メンタルヘルスセンターにおける臨床医の遠隔治療への態度
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遠隔治療に否定的な臨床医の態度は,遠隔治療の全体的な受け入れと実施の重要な障壁であることが確認されています。
- 農村部の退役軍人のための遠隔医療プログラム実施における障壁と促進要因
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本論文では,トラウマメンタルヘルス(TMH)の心理学者の経験から,TMHを介した心理療法の提供を強化し,挑戦を促す要因を検討します。
- 臨床ビデオの遠隔治療を介して提供されるスーパービジョンの探求
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遠隔でのスーパービジョンは,トレーニングへのアクセス性の向上,出張費の削減,日程調整の柔軟性の向上,相互協議へのアクセスの増加など,対面でのスーパービジョン以上の利点を提供することができるかもしれません。
- 臨床アプリと公共サービスの設定:イノベーションと多様なアプリケーションと,その限界
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臨床アプリの現状,特に公共サービスの現場での関連性を理解する必要があります。
遠隔心理学のベストプラクティス101
このトレーニングシリーズは,実際の遠隔心理学を紹介するものです。各2時間のウェブ講義では,重要な倫理的,法律的,臨床的,技術的な問題を含む,遠隔診療に必要なコンピテンシーの詳細を,診療報酬の戦略とともに説明しています。このプログラムは期間限定で無料でご利用いただけます。
臨床現場でのアプリの活用
これらのウェブ講義では,臨床現場でのモバイルアプリの使用に関連する基本的なトピックを紹介しています。
臨床現場における,エビデンスに基づいたアプリの利用適正について利用可能性を見ます。
ストレスの軽減やリラクゼーションから心的外傷後のストレスまで,感情的な苦痛を抱えた個人と仕事をする際に,携帯電話のアプリがどのように使用できるかを見てみましょう。
この記事は,アメリカ心理学会(American Psychological Association: APA)公式Webサイトに掲載された記事 "Telepsychology" を,アメリカ心理学会の許諾を得て日本語に翻訳したものであり,翻訳の質や正確さの責任は日本心理学会広報委員会にあります。なお,この記事をAPAの許諾なく複製・再配布することを禁止します。ご紹介くださる際は,必ずこのページを引用して下さい。
This material originally appeared in English as [American Psychological Association (n.d.). Telepsychology. https://www.apa.org/members/your-growth/practice-management/telepsychology/index]. Copyright 2020 by the American Psychological Association. Translated and Adapted with permission. The American Psychological Association is not responsible for the quality or accuracy of this translation. This translation cannot be reprinted or distributed further without prior written permission from the APA.