認定心理士の会から
多数のイベントで賑わう認定心理士の会
私が学生の頃に(勝手に)抱いていた認定心理士のイメージは「各自で」専門性をもとに社会とかかわりをもつというだけのものでした。研究・教育機関等に所属していない多くの方は学会に参加する機会も少ないと考えていたことに起因するものと思います。しかし,2017年より認定心理士の会の幹事として参加する中で,そのイメージは大きく変化しました。2016年に発足した認定心理士の会は,学会大会とは別に認定心理士が研鑽を積むための多くのイベントを提供し,会員間でのコミュニケーションをとりながら交流を深められる会となっています。こうして「各自が」活動するというイメージから,会員がコミュニケーションをとり,「相互に」作用しながら活動するイメージへと変化しました。
そして会員の方々が交流する機会は年々増えています。2016年度当会はシンポジウム等,全部で5件のイベントを開催しました。現在では,北海道,東北,北陸,関東,東海,近畿,中国・四国,九州・沖縄の各地方支部会による年2回程度のイベント開催に加えて,オンラインイベント「Net de 交流!認定心理士」が加わり,飛躍的に交流の機会が増えました。毎月のように多彩なイベントが皆様に届けられています。先日私が担当する東北支部会では「こういったイベントをもっとやってほしい!」というお言葉を頂きました。大変うれしく,またがんばろうと思えた次第です。将来的には,幹事や運営委員に加えて会員の皆様が企画するイベントが増えていくのではないかと期待もしております。今後もアクティブに,インタラクティブに展開していく認定心理士の会にご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
(認定心理士の会運営委員会委員 河地庸介)
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