表彰
学術大会優秀発表賞
日本心理学会では,2013年度より,主に若手研究者による研究発表の奨励と研究の質の向上を目的として,学術大会優秀発表賞及び学術大会特別優秀発表賞を設けました。
2023年
日本心理学会第87回大会(2023年9月15日―17日)で行われた一般研究発表(ポスター発表)1,027件のうち,審査対象となることを希望した発表685件について,役員・代議員による審査を行い,12件に特別優秀発表賞,28件に優秀発表賞を授賞することが決まりました。
<選考経過>
学術大会優秀発表賞選考規則に基づき,常務理事会で選考方法を決定した。
審査者は,役員・代議員(297名)のうち,一般研究発表の校閲を担当した者等を除く275名が務めた。各審査者は,発表時間帯ごとに人数が均等になるようにして,1A(大会1日目午前)から3D(3日目夕方)までの12グループに振り分けられた。振り分けに際しては,審査者の地域や専門が偏らないように配慮した。また担当グループに,審査者自身の発表や審査に支障がある発表(指導したことのある発表者等)が含まれていた場合は,担当グループの変更を行った。各グループに配置された役員の中から1名を,当該グループの取りまとめ役とした。
審査対象は発表論文とし,さらにポスター会場における対面発表や,講演検索システムのデジタルポスター・質疑応答(コメント欄)・発表者追加資料(著者が任意でアップロードする資料)等を参照して,総合的に審査を行うこととした。
第1次審査では,全審査者による投票を行った。審査期間は9月15日―26日だった。各審査者は,担当グループの中から3本の優れた発表を選び,票を投じた。
続く第2次審査では,各グループの取りまとめ役による選考を行った。審査期間は10月3日―10日だった。各取りまとめ役は,担当グループの第1次審査結果に基づき,特別優秀発表賞(1本),優秀発表賞(2本または3本)の授賞候補を選考した。各グループの取りまとめ役による第2次審査講評は,以下の通りである。
以上の選考結果について常務理事会で確認し,授賞発表を決定した。
※発表者から公開許諾が得られた発表について,本ページに発表論文ならびにデジタルポスターのPDFファイルを掲載します。
特別優秀発表賞 | ||
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発表者氏名 | タイトル | ポスター |
○中村 晋也,高根 太郎,田島 大輔,内田 弘樹,筒井 健一郎,笠原 俊一 | サルは訓練によりVirtual Reality上の身体像を自己身体として認識する | |
○郭 雯,池田 鮎美,高嶋 魁人,益田 佳卓,植田 航平,有賀 敦紀,佐々木 恭志郎,山田 祐樹 | コロナ禍では持ち物を他人のものの近くに置きたがらない | |
○金 惠璘,森 隆太郎,Hugo Mercier,亀田 達也 | 社会情報は政治的偏見に基づくバイアスを低減できるか?――情報カスケードパラダイムを用いた実験的検討―― | |
○坂本 剛,鬼木 俊次,Kadirbyek DAGYS,平田 昌弘 | モンゴル遊牧社会における互酬性規範と協力行動――マルチレベル分析に基づく検討―― | |
○図師 直弥,ペルスキアエルナンデス モニカ,綾部 早穂 | 不安が味知覚へ及ぼす影響――味知覚処理プロセスの観点からの検討―― | |
○中田 星矢,大平 朱莉,竹澤 正哲 | コミュニケーションと文化伝達による語順規則の創発――繰り返し学習実験による検討―― | |
○川島 大輔,建部 智美 | 高齢者を対象としたライフ・エンディングワーク実践の効果検証――ランダム化比較試験―― | |
○千島 雄太 | VRを用いた未来の自己との対話――未来の鮮明さ・肯定性・キャリアレディネスに及ぼす影響―― | |
○池田 彩夏,本山 陽菜,奥村 優子 | 善行の後に利己的な振る舞いをする人はどう評価されるのか?――モラルライセンシングをする他者への道徳的評価と社会的選好の発達の検討―― | |
○石川 光彦,ティム スミス | 乳児における表情刺激への価値駆動的な視線行動 | |
○髙橋 康介,氏家 悠太,吉村 直人,善本 悠介,武富 礼衣 | 脳内将棋盤から探る視覚イメージの多様性 | |
○林 冬実,中道 圭人 | 幼児における観察した複数の事象の確率情報の統合 |
2022年
日本心理学会第86回大会(2022年9月8日―11日)で行われた一般研究発表(ポスター発表)859件のうち,審査対象となることを希望した発表563件について,役員・代議員(大会実行委員ならびに校閲担当者を除く277名)による審査を行い,10件に特別優秀発表賞,18件に優秀発表賞を授賞することが決まりました。
<選考経過>
学術大会優秀発表賞選考規則に基づき,常務理事会で選考方法を決定した。
審査者は,役員・代議員(300名)のうち,大会実行委員(理事長・常務理事を兼務する委員を除いた4名)ならびに校閲担当者(19名)を除く277名が務めた。各審査者は,発表時間帯ごとに人数が均等になるようにして,A(大会1日目午前)からJ(4日目午前)までの10グループに振り分けられた。振り分けに際しては,審査者の地域や専門が偏らないように配慮した。また担当グループに,審査者自身の発表や審査に支障がある発表(指導したことのある発表者等)が含まれていた場合は,担当グループの変更を行った。各グループに配置された役員の中から1名を,当該グループの取りまとめ役とした。
審査対象は発表論文とし,さらにポスター会場での発表や,講演検索システムのデジタルポスター・質疑応答(コメント欄)・発表者追加資料(著者が任意でアップロードする資料)等を参照して,総合的に審査を行うこととした。
第1次審査では,全審査者による投票を行った。審査期間は9月8日―22日だった。各審査者は,担当グループの中から3本の優れた発表を選び,票を投じた。
続く第2次審査では,各グループの取りまとめ役による選考を行った。審査期間は9月29日―10月6日だった。各取りまとめ役は,担当グループの第1次審査結果に基づき,特別優秀発表賞(1本),優秀発表賞(2本または3本)の授賞候補を選考した。各グループの取りまとめ役による第2次審査講評は,以下の通りである。
以上の選考結果について常務理事会で確認し,授賞発表を決定した。
※発表者から公開許諾が得られた発表については,本ページに発表ポスターのPDFファイルを掲載します。
特別優秀発表賞 | |
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○櫻木 麻衣,梅田 聡 | 内受容感覚が思考の熟考性に与える影響――生理心理学的アプローチによる検討―― |
○山本 寿子,田中 章浩 | 身体と声色からの視聴覚感情知覚の発達的変化 |
○楠見 孝,西川 一二,三浦 麻子 | 2021年衆院選における熟慮的-直観的投票行動――個人と所属集団,国の未来のための投票―― |
○石橋 真帆,田中 幹人,関谷 直也 | 国際比較データを用いた外出自粛理由に関する構造の検討 |
○三宅 英典,関根 和生 | 幼児における間接的要求の理解に対する身振り情報の影響
◆発表ポスター(PDFファイル) |
○金子 迪大,上田 祥行,野村 理朗 | 社会的排斥後の笑顔と食べ物に対する報酬反応――fMRIを用いた検討――
◆発表ポスター(PDFファイル) |
○市村 風花,森脇 実穂,有賀 敦紀 | 見えない顔の魅力推定における男女差 |
○神原 歩,武藤 拓之 | 「向かい合う」より「肩を並べる」方が,相手の気持ちがわかるのか?――自己と他者の身体角度の差が心的視点取得の正確性に与える影響――
◆発表ポスター(PDFファイル) |
○津田 裕之,川畑 秀明 | 絵画の美しさは無意識的に処理されるか?――連続フラッシュ抑制中の視線を計測した検討―― |
○上田 祥行,中山 真孝,阿部 修士,内田 由紀子,齋木 潤 | 「こころ」の概念に関する多国間調査――「こころワールドマップ」の作成に向けて――
◆発表ポスター(PDFファイル) |
2021年
日本心理学会第85回大会(2021年9月1日(水)―8日(水)・ウェブ開催)で行われた一般研究発表(ポスター発表)893件のうち,審査対象となることを希望した発表538件について,役員・代議員(300名)による審査を行い,12件に特別優秀発表賞,27件に優秀発表賞を授賞することが決まりました。
<選考経過>
学術大会優秀発表賞選考規則に基づき,常務理事会で選考方法を決定した。
全役員・代議員を審査者として,人数が均等になるようにAからLの12グループに振り分けた。続いて各グループに対して,審査対象発表を,件数が均等になるように振り分けた。いずれの振り分けにおいても,審査者ならびに発表者の地域や専門が偏らないように配慮した。また担当グループに,審査者自身の発表や審査に支障がある発表(指導したことのある発表者等)が含まれていた場合は,担当グループの変更を行った。各グループに配置された役員の中から1名を,当該グループの取りまとめ役とした。
審査期間は9月1日―30日だった。この間に審査者は,担当グループの中から3本の優れた発表を選び,票を投じた。
審査期間終了後,各グループの取りまとめ役は,当該グループの投票結果に基づき,特別優秀発表賞1本,優秀発表賞2本または3本を選考した。各グループの取りまとめ役による講評は,以下の通りである。
以上の選考結果について常務理事会で確認し,授賞発表を決定した。
※発表者から公開許諾が得られた発表については,ポスターのPDFファイルを掲載しています。
特別優秀発表賞 | |
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〇山下 裕子,山本 哲也 | 親密他者の視点取得を活用したVRセルフカウンセリングの効果 |
〇上野 雄己,平野 真理,小塩 真司 | 日本人のレジリエンスと運動習慣の関連――居住地域を考慮した階層線形モデル―― |
〇村山 陽,山崎 幸子,長谷部 雅美,高橋 知也,山口 淳,小林 江里香 | 経済的困難を抱える単身中高年男性の援助要請はどのように抑制されるのか――将来展望意識に着目して―― |
〇内藤 碧,亀田 達也 | 集合知はメタ学習のレベルで発生する |
〇上野 将敬,山田 一憲,中道 正之 | ニホンザルにおいて劣位性を示す表情は攻撃交渉後の対立状態を和らげるのか? |
〇山本 哲也,内海 千種,鈴木 菜穂,菅谷 渚 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に起因する反復的・持続的な自粛生活が心身の健康にもたらす影響――緊急事態宣言下における大規模オンライン縦断調査―― |
〇大竹 裕香,田中 観自,山本 健太郎 | 視聴覚間における感覚間協応の因子構造の探索 |
〇内田 照久 | ささやくシルエット――声の音色の純粋培養―― |
〇前澤 知輝,河原 純一郎 | 古い創業年の表示が飲食店広告の消費者評価を高める――広告評価に及ぼす創業年表示の効果―― |
〇白井 真理子,曽雌 崇弘 | 悲しみの身体表出と泣き表出語の関連 |
〇辻本 将之,齊藤 俊樹,松﨑 泰,小嶋 璃沙子,川島 隆太 | ポジティブ感情制御の神経基盤――fMRIを用いた方略特異的・共通脳領域の探索―― |
〇白井 述,河合 瑞季,伊村 知子,大塚 由美子 | オンデマンド遠隔方式による乳児の視知覚機能評価手法の開発 |
優秀発表賞 | 〇島田 大祐,片平 健太郎 | 質問紙調査における回答の系列依存性に関する検討 |
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〇立花 良,松宮 一道 | バーチャルリアリティによる心理学実験はどこまで正確か: Python言語環境とVRヘッドマウントディスプレイによる視聴覚刺激制御の時間精度 |
〇黒田 起吏,高橋 茉優,亀田 達也 | 自信のないメンバーによる投票バイアスが集合愚を生む |
〇三浦 麻子,小森 政嗣 | 位置情報ゲームのPOI(Point of Interest)密度と地域居住者の社会心理諸指標の関連 |
〇楠見 孝,嘉志摩 佳久 | 新型コロナウイルスに対するリスク認知と集合的感情 |
〇横谷 謙次 | ギャンブル断ち習慣の拡散――オンライン自助グループの社会ネットワーク分析―― |
〇平野 智子,藤 桂 | 未来への一歩,今を乗り越えるために――訪問看護師における未来に向けた継承的捉え直しがコロナ禍における精神的健康にもたらす効果―― |
〇藤川 真子,中西 大輔,横田 晋大 | 多数派同調バイアスは存在するのか? |
〇千島 雄太 | 人生満足感の幻想的上昇に関する文化比較――コントロールの感覚に着目して―― |
〇浅見 祐香,石川 満里聖,野村 和孝,嶋田 洋徳,大石 裕代,大石 雅之 | 窃盗症における窃盗行動喚起に関連する認知的要因の検討 |
〇末木 新,髙橋 あすみ,伊藤 次郎 | インターネット・ゲートキーパー活動が相談者の自殺念慮に与える影響 |
〇中山 真孝,畑中 千紘,鈴木 優佳,粉川 尚枝,宮田 智基,杉原 保史,河合 俊雄 | コロナ下でのSNS相談(II)――リピーター事例のトピックモデルによる可視化と類型化の試み―― |
〇鈴木 吏良,山内 慶太 | 腎移植レシピエント(移植者)のための精神的ケアプログラムの開発 |
〇鈴木 拓朗 | ストーキング事案に対する評価に影響を与える要因 |
〇柴山 笑凜,鈴木 平 | 精神疾患患者における加速度脈波のカオスアトラクタの特徴について |
〇富田 健太,大平 英樹,片平 健太郎 | 同期タッピング課題における非対称な誤差修正過程 |
〇佐良土 晟,山本 健太郎,渡邊 克巳 | 物体カテゴリー情報による刺激間の結びつきが知覚時間に与える影響 |
〇鈴木 敦命,小山内 秀和,Liu, Chang Hong | 物語読書習慣と社会認知の個人差の関連に関する英日二国間研究 |
〇武藤 拓之 | 心的回転におけるボディ・アナロジー効果の2つの経路――事前登録したオンライン実験による検証―― |
〇吉田 弘司,新田 芙美,堀口 智佳 | ダーウィンの“相反の原理”はヒト表情にもあてはまるか? |
〇八田 紘和,阿部 修士,中井 隆介,蘆田 宏,柳澤 邦昭 | 場所の価値の心理的表象と神経基盤の検討 |
〇萩山 直紀,江口 佳那,瀬古 俊一,熊野 史朗,西條 直樹 | 表情筋への感覚閾値下の微弱な電気刺激が他者表情認知に影響する |
〇花塚 優貴,二村 明徳,平田 聡,Miller, Michael,緑川 晶,河村 満 | 目は口以上にものを言う――アイトラッカーを用いた認知症者における出来事の記憶に関する検討―― |
〇上島 淳史,瀧川 裕貴 | 自他間の資源分配における不平等回避が他者の職業によって影響されるメカニズムの検討――効用モデルと意味空間モデル(word embedding)によるアプローチ―― |
〇渡邊 言也,竹田 真己 | 新型コロナウイルス感染症流行下におけるストレスとレジリエンスの時間的変化――コロナ禍以前から感染拡大期の縦断調査―― |
〇髙橋 茉優,黒田 起吏,亀田 達也 | 格差是正と再分配意思決定に関する実験的検討 |
〇辻 百合香,今泉 修,菅原 ますみ,生地 新 | 自閉スペクトラム症及び定型発達の小・中学生における感覚処理異常傾向と内在化問題の関連――感覚に関する困り感の媒介効果―― |
2020年
日本心理学会第84回大会の一般研究発表(ポスター発表)のうち,審査対象となることを希望した発表562件について,役員ならびに学術大会委員会委員による審査を行い,13件に特別優秀発表賞,36件に優秀発表賞を授賞することが決まりました。
※各発表の抄録,ならびにデジタルポスターをご覧いただくには,第84回大会への参加登録が必要です。
特別優秀発表賞 | |
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〇徳田 直也,岡本 真彦,小島 篤博# | データの一括収集機能を持つ心理学実験用タブレットアプリケーションの開発 |
〇黒田 起吏,伊藤 真利子#,大槻 久#,亀田 達也 | Speed-accuracy tradeoffにおける社会情報処理の認知過程 |
〇村山 陽,山崎 幸子,長谷部 雅美#,高橋 知也,小林 江里香 | 生活困窮状態にある単身男性高齢者における被援助志向性の特徴 |
〇熊谷 智博,Almir Maljevic# | ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける民族及び共通内集団アイデンティティが政治的態度と過激化に与える効果 |
〇春原 桃佳,佐々木 淳,向後 響#,鈴木 那納実#,山口 沙樹子#,Andrew Ryder# | 精神疾患の説明モデルの検討: 日本とカナダ間での文化比較 |
〇木野 和代,大橋 智樹 | 東日本大震災が大学生の生活観・人生観に与えた影響(10)――9回にわたる全国定期調査の分析―― |
〇竹林 ひかり,齋木 潤 | 傾きの要約統計情報の知覚における群化の影響 |
〇武藤 拓之 | Spatial Orientation Testの得点化方法の改善――フォン・ミーゼス分布による角度データのモデリング―― |
〇上田 竜平,阿部 修士 | 側坐核における恋人の神経表象――マルチボクセルパターン解析を用いた検討―― |
〇二瓶 正登,北條 大樹,澤 幸祐 | 恐怖条件づけにおけるABA復元効果のベイジアン統計モデリング |
〇本間 拓人,高橋 英之#,伴 碧,島谷 二郎#,福島 宏器,守谷 順 | ロボットを活用した批判的思考・メタ認知能力の変化 |
〇石渡 崇晶,室町 祐輔,上市 秀雄 | メタ認知がリスク志向・回避行動の意思決定プロセスに与える影響 |
〇則武 良英,小林 亮太,湯澤 正通 | 新人看護師の感情制御における情緒的消耗感とワーキングメモリの関係 |
2019年
特別優秀発表賞 | |
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○長谷川 晃,杣取 恵太,西村 春輝,服部 陽介,国里 愛彦 | 衝動的行為と反すうが抑うつを強める過程――行動的衝動性に対する潜在変数アプローチを適用して―― |
○原田 勇希 | 中学校理科の観察・実験において研究不正は生起しうるのか?その背景は何か?―――認知された教師の態度と考察に対するコスト感に着目して―― |
○鈴木 敦命,江見 美果, 石川 健太, 小林 晃洋, 大久保 街亜,中井 敏晴 | 顔で人柄がわかると信じる人の顔特性推論は実際に正確か |
○Davis Brian R. | 日米における性的指向に関する本質主義的思考――異文化主題分析―― |
○山田 怜奈,久藏 孝幸 | 聴覚障害者の障害受容とアイデンティティに関する研究――手話によるライフストーリー・インタビューを通じて―― |
○渡邉 和美,平間 一樹, 横田 賀英子,大塚 祐輔 | 犯罪手口がカーネル密度推定による犯行予測の精度に与える影響――連続住宅対象窃盗事件に関する検討―― |
○横山 実紀,大沼 進,近藤 由基 | NIMBY問題における負担の分散が社会的受容に与える影響――除去土壌再生利用事業を用いた仮想シナリオ実験―― |
○小野 洋平 | 隠匿情報検査で生起する眼球運動の心理的背景 |
○原島 小也可,鳥羽山 莉沙, 横澤 一彦 | 音名が曖昧な音に対する色聴共感覚者の色の励起に関する検討 |
○河原 美彩子,山本 寿子, 田中 章浩 | 多感覚的な感情認知における話者の顔に対する注視パターンの文化差 |
○小川 時洋,常岡 充子,野村 奈都 | 隠匿情報検査時の弁別ルールの適用可能性 |
○緒方 万里子 | 閾下呈示された表情の処理過程と表情認識に共感性が及ぼす影響―― 連続フラッシュ抑制法を用いて―― |
○坂田 千文,上田 祥行,森口 佑介 | 並行行為をする他者の注意が統計学習に与える影響 |
○小野間 統子,佐藤 文紀 | 列車運転時における先取喚呼の速度超過防止効果の検証 |
○川上 澄香,魚野 翔太,大塚 貞男, 義村 さや香, 趙 朔, 十一 元三 | 高機能自閉スペクトラム症者の時間分解能と多感覚統合 |
2018年
特別優秀発表賞 | |
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○能智 正博,園部 愛子,片山 皓絵,眞柄 翔太,沖野 昇平,風間 菜緒,広津 侑実子 | 先天性盲児はいかにして見えない自分に気づくのか――「見て」という発話行為の変遷をたどって―― |
○前田 駿太,荻島 大凱,嶋田 洋徳 | 心理社会的ストレッサーに対するコルチゾール反応は心拍知覚を促進する |
○齋藤 菜月,大平 英樹 | 社会的場面における共感表出の変化――感情価による差を表情筋活動で検討する―― |
○島根 大輔,松井 大,伊東 裕司 | DRMパラダイムにおける新奇顔への虚記憶の生起過程の検討――顔刺激の形態的・評価的側面,及び記銘者の個人特性からの体系的考察―― |
○増井 幸恵,権藤 恭之,中川 威,小川 まどか,石岡 良子,蔡 羽淳,安元 佐織,小野口 航,髙山 緑,稲垣 宏樹 | 前期高齢者における老年的超越の発達に対する介護経験の影響――SONIC研究70歳コホート6年間の縦断データを用いた検討―― |
○髙木 佐保,齋藤 慈子,黒島 妃香,藤田 和生 | ネコは同居個体の名前を知っているのか? |
○松本 敦,片山 順一,尾島 司郎,成瀬 康,井原 綾 | 英語のNatural Speechに対する脳波反応への習熟効果 |
○実吉 綾子,鈴木 玄,小山 貴士,大久保 街亜,Bruno Laeng | 不気味の谷現象における他人種間効果――瞳孔径計測による検討―― |
○中村 航洋,渡邊 克巳 | 顔魅力評価における顔の形態情報と表面情報の相対寄与度 |
○山本 哲也,吉本 潤一郎 | 幸せになるために今日できること――幸福感を予測する人工知能技術―― |
2017年
特別優秀発表賞 | |
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○樫原 潤, 亀山 晶子, 山川 樹, 村中 昌紀, 坂本 真士 | 「新型うつ」の社会的認知――会社員を対象としたアンケート調査の分析―― |
○亀山 晶子, 山川 樹, 村中 昌紀, 樫原 潤, 坂本 真士 | オンライン調査における単調回答とその影響――学生と社会人を対象とした対人過敏・自己優先尺度を用いた検討―― |
○竹田 剛, 小川 翔大, 寺田 衣里, 森下 雄輔, 西浦 真喜子, 山本 恭子, 中川 裕美, 土井 晶子 | 大学生の精神的健康に関する自己認識と教員評価の差異――大学生の心理的適応に関するスクリーニングテストの実施(5)―― |
○藤 桂, 遠藤 寛子 | 怒り,ツイートし,その果てに――SNS上における社会的共有の効果に関する縦断的調査―― |
○増永 希美, 杉浦 義典, 尾形 明子 | 簡易版ウェルビーイングセラピーの効果 |
○村中 誠司, 佐々木 淳 | 自己注目がネガティブ感情におよぼす影響――線形ベイズモデリングによるリアルタイムな回答と回顧的な回答との比較―― |
○山川 樹, 坂本 真士 | 対人ストレッサーに対する反応にパーソナリティが及ぼす影響 (2)――20代のパート/アルバイト勤務者を対象とした映像刺激を用いたオンライン調査―― |
○林 明明, 金 吉晴 | インターネット調査と郵送紙面調査による調査結果の比較 |
優秀発表賞 | |
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○有吉 美恵, 池田 浩, 縄田 健悟, 山口 裕幸 | 社会的貢献の振り返りが新任者のストレスを低減する効果 |
○石黒 昂祐, 小口 孝司, 杉浦 義典 | フロー体験とマインドフルネスの関連――挑戦と能力を調整変数として―― |
○市川 玲子, 外山 美樹 | パーソナリティ障害傾向と友人間相互の特性評価との関連 |
○伊藤 真利子, 林 明明, 丹羽 まどか, 堀 弘明, 金 吉晴 | 健常成人女性における幼少期トラウマと認知バイアスの関連 |
○魚野 翔太, 十一 元三 | 自閉スペクトラム症における他者の視線方向の知覚 |
○請園 正敏, 高野 裕治 | マウスにおける運動学習を介しての意図理解――マウスにおけるミラーシステム解明のための実験課題開発にむけて―― |
○小川 将, 鈴木 宏幸, 村山 幸子, 飯塚 あい, 高橋 知也, Kobayashi-Cuya Kimi E, 藤原 佳典 | 地域在住高齢者を対象とした筆記表現法における完遂者・未完遂者の特徴 |
○織田 涼, 服部 雅史, 西田 勇樹 | 洞察問題としてのRAT日本語版の作成 |
○小嶋 佑介 | 集団への帰属意識と個人の自己受容の関連について――対人態度における動機づけの視点から―― |
○小林 正法, 真田 原行, 片山 順一, 大竹 恵子 | ノスタルジア状態の生理的特徴――音楽聴取によるノスタルジア状態喚起を用いて―― |
○須藤 竜之介, 齊藤 俊樹, 高野 裕治 | 幼児期の選択場面における視線シフトの発達――人はいつから選択するようになるのか―― |
○薛 小凡, 青野 篤子 | 日本語の命令・依頼表現に及ぼすジェンダーの影響 |
○高村 愛, 山﨑 洋子, 大森 美香 | fat talkが身体満足度に及ぼす影響――daily diaryによる検討―― |
○竹島 康博 | 幾何学図形がもつ情動価によって変容する空間記憶容量 |
○富塚 澄江, 藤 桂 | 死に対する恐怖は,健康への近道か?――存在論的脅威が健康行動に及ぼす影響に関する実験的検討―― |
○永野 惣一, 藤 桂 | 久しき仲にも気づきあり――弱い紐帯との交流によるキャリア・リフレクションの効果に関する縦断的検討―― |
○中俣 友子, 森口 佑介 | 目のイラストが幼児の自己制御行動に与える影響 |
○仲嶺 真, 上條 菜美子 | 構成概念宏大無辺――構成概念の乱立解消に向けて―― |
○新国 佳祐, 和田 裕一, 小川 芳樹 | 文の容認性世代間差から見る言語変化――ガ/ノ交替に着目して―― |
○布井 雅人, 吉川 左紀子 | 他者の表情とその割合が対象の選好判断に及ぼす影響――複数の表情が混在する場面での検討―― |
○福田 景, 岡田 斉 | 開口が母音の聴覚的イメージに与える影響 |
○古見 文一, Antonia Hamilton | 内集団バイアスがマインドリーディングに及ぼす影響――ヴァーチャルリアリティ空間の他者に対する最小条件集団パラダイムの効果―― |
○宮坂 まみ, 野村 理朗 | ADHDにおける反応抑制不全に対する報酬・罰の効果 |
○向井 秀文, 高岸 幸弘, 杉浦 義典 | 考え続ける義務感と様々な心理的症状の関連に対する反復思考の媒介効果の検討 |
○武藤 拓之, 近藤 想, 松下 戦具, 森川 和則 | 心的回転課題が明らかにした身体表象の階層性──手・腕・全身の線画に対する左右判断── |
○八城 薫, 古田 雅明, 香月 菜々子, 向井 敦子, 西河 正行 | 「前に踏み出す力」を引き出す心理学教育――「キャリア心理学セミナー」の授業実践から―― |
○李 琦, 鈴木 淳之介, 横澤 一彦 | 情景画像を用いた視覚性ワーキングメモリの容量限界の検討 |
○和田 一成, 芦高 勇気, 上田 真由子 | エラー試行後の反応変化における目標失敗の影響 |
2015年
特別優秀発表賞 | |
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○大谷 和大・三宮 真智子 | メタ認知は知能を超えどの程度,学習成績を予測するか |
○柳田 宗孝・荒井 崇史・藤 桂 | サクセスフル・サイコパスへの第一の条件−日本語版Self-Report Psychopathy Scale短縮版の開発を通して− |
○武藤 拓之・松下 戦具・森川 和則 | 人間は考える「足」である?─移動に関連した動作が空間的視点取得に果たす役割─ |
○塩田 直樹・藤 桂 | 涙があるからこそ,私は前に進める—社会人における“泣くこと”の心理的効果— |
○小田 浩一・乙訓 輝実・高橋 あおい・大西 まどか・杉山 美智子 | 親近性の高い文節の読み速度における文字サイズの効果 |
○向井 敦子 | 自閉症児に対する文章の意味を読み取る能力の開発の試み |
○岩田 美奈子・大川 一郎 | 高齢者の詐欺被害における相談行動抑制の心理的要因ー相談しない傾向の検証ー |
○富塚 澄江・藤 桂 | 生は死への旅路,死は健康への道筋−死に対する意識が健康行動習慣に及ぼす影響− |
○山蔦 圭輔 | 摂食障害予防を目指した心理教育法の開発 身体像不満足感の低減を目指した心理教育法の実践と効果検討 |
○藤 桂・遠藤 寛子 | ネガティブツイートの背景にある思いとは−ネガティブ感情体験後の制御欲求尺度の開発を通して− |
○須藤 竜之介・佐藤 大輔・高野 裕治・持田 岳美 | 災害時電話安否確認における発信者のストレスと対策法の検討 |
優秀発表賞 | |
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○橋本 照男・横田 晋務・川島 隆太 | 自閉症児における展望的記憶課題時の代償的認知処理 |
○佐藤 史緒・安藤 清志・堀毛 一也・渡辺 浪二・飛田 操・水田 恵三・堀毛 裕子・結城 裕也 | 福島原発事故避難者の現状とウェルビーイング(1) |
○毛 新華 | 中国人留学生を対象とする短期集中型の異文化適応スキル・トレーニングの試み |
○木村 昌紀・山﨑 真理子 | 友人との共食と痩身願望,体型が青年期の女性の摂食量に及ぼす影響 |
○三田村 仰・一言 英文 | 機能的アサーション尺度作成の試み(2)ーアサーション・トレーニングによる尺度得点の変化 |
○橋本 貴充・村井 潤一郎 | 分散分析で有意になり多重比較で有意差がない確率 |
○杉浦 悠子・松永 昌宏・榊原 雅人・大平 英樹 | 呼吸法によりストレスを制御する −心拍変動バイオフィードバック法が急性ストレス反応に及ぼす影響− |
○伊藤 友一・川口 潤 | 未来事象イメージにおけるイベント情報の自発的活性化 |
○小川 翔大・光浪 睦美・堀 麻佑子・長谷川 国大・空間 美智子・山本 恭子・山上 榮子 | 大学生の心理的適応に関する縦断的研究(1):スクリーニングテストにおける各尺度得点の変化 |
○中嶋 智史・請園 正敏・高野 裕治 | 実験室ラットの痛み表情認知における痛み経験の影響 —痛い経験をすると他者の痛みに敏感になる?— |
○長畑 萌・佐藤 駿・中沢 仁・原澤 賢充・石金 浩史 | 摂食障害傾向は身体画像の大きさ知覚に影響する |
○古田 雅明・栗田 麻美・林 香奈子 | 大学院生の病院実習記録のテキスト分析 |
○大沼 卓也・坂井 信之 | ラットにおける味と匂いの高次条件づけ |
○仲嶺 真・小林 麻衣子・藤田 浩之・髙橋 幸子・松井 豊 | 地下鉄サリン事件被害者の心的外傷性ストレス症状の規定要因 |
○熊倉 恵梨香・武藤 あゆみ・横澤 一彦 | 単色による和音の印象表現 |
○坪見 博之・福田 圭祐・菊本 篤史・Edward K. Vogel | 視覚性ワーキングメモリからの情報の忘却 |
○伊藤 資浩・河原 純一郎 | 低アルコール摂取事態での潜在的気分測定 |
○小澤 貴明・Joshua P. Johansen | なぜ恐怖条件づけは頭打ちになるのか -扁桃体における予測誤差様情報表現を生み出す神経回路- |
○市村 賢士郎・上田 祥行・楠見 孝 | 課題動機づけと努力に及ぼす遂行結果の影響 |
○田中 大介 | 潜在学習の持続効果についての検証 |
○古村 健太郎 | 何が恋人からの心理的暴力被害の認知を抑制する? |
○縄田 健悟 | 戦争における栄光の戦士 —名誉の文化,戦士への賞賛,集団間紛争に関する比較社会的論拠— |
○綱島 茉有子・須藤 竜之介・粟津 俊二・高野 裕治 | カイコの社会的促進の検討 |
○増山 晃大・沼田 恵太郎 | わたしの知らない素敵な「私」 閾下条件づけによる潜在的抑うつ認知の変容 |
○原澤 賢充・小峯 一晃 | 広視野への注意の定位が脳活動に与える影響:事象関連電位による研究 |
○長 潔容江・原口 雅浩・三浦 佳世 | 絵画のゆらぎと美的評価の関係 |
○福井 義一・松尾 和弥・大浦 真一 | 虐待と愛着の内的作業モデルが表情の情動認知の反応時間に及ぼす影響 |
2014年
2014年度は,日本心理学会第78回大会のポスター発表の中で,大会参加者の会場審査により,9件に特別優秀発表賞を,17件に優秀発表賞を授賞することに決定いたしました。
特別優秀発表賞 | |
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○笠置 遊・有賀 敦紀・小野 史典 | 同じアクセサリーを装着することによる同調の消失 |
○西田 洋司・請園 正敏・Johan Lauwereyns・高野 裕治 | ラットのミラーシステム検討に向けて |
○宮崎 由樹・佐藤 史織・河原 純一郎 | 顔の魅力に及ぼす衛生マスクの効果 |
○小川 一美・松尾 貴司 | 非言語情報に関する知識が表情解読の正確さに及ぼす影響――解読スキルの自己評定の妥当性検討とともに―― |
○鈴木 敦命・伊藤 友一・木山 幸子・國見 充展・大平 英樹・川口 潤・田邊 宏樹・中井 敏晴 | 学習した評判の持続性の神経相関 |
○野村 亮太・岡田 猛 | 鑑賞経験は観客間のまばたき同期を促進する |
○上田 紋佳 | 抑うつと特性不安がワーキングメモリに及ぼす影響:n-back課題におけるルアー試行挿入による検討 |
○永野惣一・堀内 泰利・尾野 裕美・藤 桂 | 弱くつながり,強く働く――弱い紐帯との接触によるキャリア・リフレーミングとその効果―― |
○綱島茉 有子・高野 裕治・粟津 俊二 | 家畜化された昆虫,カイコは学習するのか?空間学習課題における検討 |
優秀発表賞 | |
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○三谷 惠一 | Zebrafish swim left to right and prefer a inverted triangle rather than a circle innately without perceptual learning |
○森 久美子 | 顔刺激の評価方法が顔選好に及ぼす効果 |
○仲嶺 真 | 初対面男性への対応へと至る女性の意思決定過程 |
○大久保 街亜・鈴木 玄 | フランダース利き手テスト日本語化の試み |
○上田 彩子・井関 龍太・蔦森 英史・勝原 摩耶・熊田 孝恒 | 視覚的情報の付加がトラッキング課題において生成される運動に及ぼす影響 |
○渡邊 言也 | 閾下情動プライマーによる条件付け時の学習率促進効果 |
○高坂 康雅 | 青年期・成人期初期における“恋人を欲しいと思わない”理由の発達的変化の要因 |
○楠見 孝・平山 るみ・嘉志摩 佳久 | リスクコミュニケーションにおける対立情報回避:放射能・食品リスクに関する情報源信頼性とリスク認知 |
○室町 祐輔・上市 秀雄 | 後悔対処メタ認知が後悔・対処法・適応的行動に及ぼす影響 |
○藤原 健・竹村 幸祐・鈴木 智子 | 笑顔が人をダメにするとき-受け手の創造性に対する影響と接近・回避志向による調整効果- |
○増井 文佳・加藤 道代 | 第二子妊娠期における母・父・第一子の行動変容過程の検討 |
○蒲谷 槙介 | アタッチメント安定傾向の母親は乳児の泣きやむずかりに如何に応ずるか |
○関向 諒太・阿部 恒之 | 地震防災準備行動への影響因の検討 |
○尾崎 拓 | 自転車二重ロック促進に対するTranstheoretical modelの応用 (1) |
○周 皓昕・張 寓杰・寺井 あすか・中川 正宣 | 帰納的推論の多言語比較――言語統計解析に基づく計算モデルを用いて―― |
○佐藤 弘美・本吉 勇・佐藤 隆夫 | 空間的ブラーの知覚におけるオフ信号の優位性 |
○中道 直子 | ふり場面における幼児の行動修正の発達 |
2013年
2013年度は,日本心理学会第77回大会のポスター発表のうち,選考対象となることを希望した発表605件のうち,代議員及び名誉会員の会場審査と論文集審査により,10件に特別優秀発表賞を,21件に優秀発表賞を授賞することに決定いたしました。
2014年9月9日の会員集会で授賞式を行いました。
特別優秀発表賞 | |
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○木村 昌紀・毛 新華 | 日本人と中国人の討議的コミュニケーションは何が違うのか?―未知関係と友人関係を対象にした実験的検討― |
○大杉 尚之・河原 純一郎 | お辞儀は顔の主観的魅力を飛躍的に向上させる |
○松井 豊・古村 健太郎・兪 善英・丸山 晋 | 東日本大震災に派遣された消防職員のストレス反応 |
○池田 吉史・奥住 秀之・葉石 光一・北島 善夫 | ストループ/逆ストループ干渉とADHD特性との関連 |
○久保 賢太・孫 曉犇・賀 洪深・川合 伸幸 | 社会的排斥を受けた経験による認知の変容 |
○大江 朋子・堀内 隆裕 | 物理的な温度が自己と他者の評価に及ぼす効果:身体温度が低下すると自分よりも他者を温かいと感じる |
○楠見 孝・平山 るみ・嘉志摩 佳久 | 放射能リスクに関する対立情報の統合:片面-両面提示情報源の信頼度 |
○原澤 賢充・大山 潤爾・南部 政智・北崎 充晃 | 聴覚的注意の空間・特徴への定位:EEGとfNIRSの同時計測による研究 |
○上田 彩子・井関 龍太・勝原 摩耶・熊田 孝恒 | 物体の変化を知覚する視点の違いが生成される運動のパフォーマンスに及ぼす影響 |
○永井 聖剛・山田 陽平・河原 純一郎 | 大きいモノは強く叩く ―オブジェクトの大きさに関する概念的知識と反応出力強度との適合性― |
優秀発表賞 | |
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○川上 直秋・吉田 富二雄 | 無意識のストーリー認知―閾下刺激の系列呈示による検討― |
○上原 俊介・中川 知宏・田村 達・小形 佳祐・齋藤 五大 | 怒りと道徳的違反の知覚―危害の正当性と義憤および私憤に対するその影響― |
○三浦 麻子・小森 政嗣 | 東日本大震災関連ツイートにおける感情表出 |
○橋本 剛 | 援助要請と仮想的有能感の関連—援助要請を抑制するのは自尊感情か,他者軽視か— |
○永瀬 開・田中 真理 | 自閉症スペクトラム障害者におけるユーモア体験モデル―刺激の分かりやすさの認知と刺激の精緻化が与える影響― |
○土屋 裕希乃・遠藤 健治 | 就職面接場面におけるうなずき行動の効果 |
○鳥居 さくら・多田 明弘 | 顔の目立ちやすさと空間周波数特性 |
○勝谷 紀子・岡 隆・坂本 真士 | “新型うつ”のしろうと理論 |
○服部 陽介・川口 潤・丹野 義彦 | 抑うつ者は気晴らしをしようとするか? ―抑制意図が抑うつ者の気晴らしへの動機づけに与える影響― |
○栗田 聡子・福島 宏器・室橋 春光 | 暴力ゲーム経験と動機活性化特性が情動的反応に及ぼす影響 ―事象関連電位による検討― |
○前原 吾朗・斎田 真也・和氣 洋美 | 斜め縞服は太って見える |
○石川 健太・大久保 街亜 | 視線方向が社交不安傾向者の時間知覚に与える効果 |
○藏口 佳奈・蘆田 宏 | 顔画像特徴の計測と魅力評価の関連―成人顔に見られるベビースキーマ特徴を指標として― |
○石島 このみ・根ヶ山 光一 | 母親のくすぐり行動と乳児のくすぐったがり反応の初期発達 |
○仲嶺 真 | 街中での男性への対応に関する女性の意思決定 |
○高野 裕治・請園 正敏・間山 広江・中嶋 智史・廣中 直行 | 人の振り見て我が振り直すラット |
○原田 知佳・土屋 耕治 | 社会的感受性が合意形成に果たす役割(2)—社会的自己制御との交互作用効果に着目して— |
○中嶋 智史・間山 広江・請園 正敏・髙橋 伸彰・高野 裕治 | ラットの社会的再認における前頭前野損傷の影響―実験室ラットにおける社会神経科学の試み(2)― |
○佐藤 勝義・岩永 誠 | 過敏型自己愛傾向における親しさと攻撃性に関する研究―曖昧拒絶場面,拒絶場面での検討― |
○津田 裕之・杉本 匡史・齋木 潤 | 坂の町を歩く―環境の高度差の認知と移動行動の関係― |
○広田 すみれ | 地震の確率予測を人はどう判断しているか? ―ニューメラシーによる違い― |